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豪ドルセミナー

昨日は午後から、野村證券が開催した豪ドルセミナーに参加してきました。
その前には、和食のさとで株主優待ランチです

豪ドルはずっと注目しているんですが、50円台という過去の安値覚えで投資タイミングを逸してしまい、いまだノーポジションです(笑)
豪ドルチャート

今日は84円台に突入!していて、さらに上がっていってしまいました
78円台でいくらでも買うチャンスがあったんですが、もう少し下がってくれないかな~と思っているうちにあれよあれよと85円近くまで来てしまいました。
予想外に早かった利上げなどの要因もありますが、それにしてもなぜ買えないのか自分でも分かりません(笑)

オーストラリアの政府債務はどうなのか?というのもよく分からず不安材料だったんですが、先進国の中でも格段にGDPに対する債務の割合は低いそうで、安定しています。
貿易構造は一次産品を輸出し、二次産品を輸入していて、傾向的には貿易赤字が続いています。資源価格が上昇すると貿易黒字になりますが、安定していると貿易赤字になる感じです。これらの貿易赤字をどのようにファイナンスしているのかな?と疑問に感じました。

今後のオーストラリア経済を見るには、中国の動向が鍵を握っているそうです。輸出先は中国の割合が高い(鉄鉱石や石炭など)ので、中国経済が失速するとGDPも減少するが、中国は8%成長を死守するため全力で取り組んでいるので、オーストラリア経済もその恩恵を受けて順調に推移するだろうという見かたでした。
今後も政策金利は徐々に引き上げられて行くだろうということで、金利の先物市場の動きをみてもそれを裏付ける動きになっています。

今日はドル高が進んでいるので、豪ドルも急騰しています。
さらに買いタイミングが難しくなってしまいましたね(笑)
果たして豪ドルポジションを持つ日は来るんでしょうか?
マネーパートナーズに口座は作って、いつでも買える様に準備は万端なんですが
FX取引なら まじめなマネーパートナーズがお薦めです
口座開設キャンペーンも継続して行っています♪
       
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昼からずっと講演会!

昨日は昼からずっと、投資の日記念 経済講演会に参加してきました。
その前にはゼットンのお店でランチ、夕方の休憩時間には和民で夕食!と株主優待生活も満喫しています(笑)
ゼットンでは無料で大盛りにできることも分かって、ラッキーでした

さて、本題の講演会ですが、今回は下記の3人が1.5時間づつお話ししてくれました。

中谷 巌 氏
武者 陵司 氏
森永 卓郎 氏

中谷さんと森永さんは過去の歴史を振り返りつつ、今後の展望を語ってくれて、重なっている部分も所々ありました。
武者さんは各種のデータを元に今後の市場の動きについて、強気の持論を披露してくれました。

今後の市場の動きについて、中谷さんは不透明、武者さんは強気、森永さんは一時的に下がるがそこがチャンスで中長期では強気という感じでした。
今の時期、不透明と言っておくのが一番無難ですけどね
中谷さんは世界の歴史を振り返り政治の30年周期説をもとに、規制緩和・民営化を徹底的に進める新自由主義から平等や福祉も大事にする方向に、政権交代とともに日米とも変わっていく。
森永さんは日本の歴史を振り返り、戦いに明け暮れた戦国時代から平和な江戸時代に変わった様に、金融戦争が続いた新自由主義の時代から江戸時代のような安定した成長時代に入って行くという話でした。
時代の変わり目なので混乱もあり、補正予算の凍結などで一時的に景気の下押し圧力は高まるが、消費者重視の姿勢は正しいと思うので、株価も一時的に調整するかもしれないが、その後は回復していくという考えです。円高も消費者にとってはありがたい(海外旅行に行きやすい、輸入品が安くなるなど)ことなので、民主党は無理に円安方向に是正することはしないだろう。自民党は大企業寄りの姿勢だったので、円高は容認できなかった。
私も円高は嬉しいと思っていますしチャンスだと思います。
何と言っても円での資産が多い日本人にとって、円高というのは資産が実質的に増えて行くということなので、もっと喜んでいいと思います。海外に投資するチャンスでもあるわけです。

武者さんの話も参考になりました。いつも少数意見になってしまい、肩身の狭い思いをしているそうです。以前は超弱気の武者で有名でしたからね!
ただ講演したりコメントする側としては、少数意見の方が注目されるのでメリットがあるとも感じます。そういう効果を狙っている部分もあるんじゃないかな?と思いますね(笑)
一番面白かったのは森永さんの講演だた感じました。

それにしても、受付の女性のサービスは最高でした
これが一番の収穫だったかも(笑)
今日も楽しい1日でした
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投資の日 経済講演会

今日は投資の日を記念して開催される経済講演会
「今、改めて証券投資の魅力を探る」<投資の日>記念イベントに参加してきます。

ホームページから申込み、受付確認のメールが来ていた記憶があるんですが、最近迷惑メールもたくさん来ていて見つからず焦りました。パンフレットには、入場整理券を発送すると書いてあり、そんなもの着ていないので、もしや外れたのかとさらに焦りました(笑)

もう一度探したらメールが見つかり、印刷して持っていけばいいみたいです。朝からバタバタしてしまいました。

会場は建て替えられて最近オープンしたウインク愛知 大ホールです。名駅前、ミッドランドスクウェアの裏という便利な場所です。

 昼の部は中谷 巌 氏 、武者 陵司 氏
 夜の部は森永 卓郎氏

の講演で、昼から20:30まで勉強です。
その前にはもちろん近くのゼットンのお店でランチを楽しみ、昼の部終了後には和民で夕食を食べ、夜の部に備えたいと思います。どちらも株主優待なのでキャッシュアウトは100円くらいで済みそうです

ウインク愛知の以前の名称は忘れましたが、安く会議室が借りられたのでキャッシュフローゲーム会もよく行われていました。私が最初に参加したゲーム会もここの会議室でした。
詳しい事業内容の説明はなかったんですが、休憩時間に高級外車を連ねて伊勢志摩のリゾートトラストに遊びに行ったり、高級外車を何台も持っている人のDVDを見せてくれて、事業で成功するとこんな生活ができるんだよ~とご紹介がありました

ゲーム会とはこんな感じなんだな~と思いましたね。
でもこのゲーム会に参加したことをミクシィの日記に書き、それを検索して見つけてくれたインフィニティーさんがコメントで、勧誘のないゲーム会もあるよ~と紹介してくれて、ちょくちょくゲーム会に参加する様になりました。
そこから広がっていった知り合いもたくさんいますね。
そして今では名古屋でキャッシュフローゲーム会を主催するまでになってしまいました

人のつながりとかちょっとしたきっかけっておもしろいものですね。
最初のゲーム会で、ゲーム会とは何かの勧誘目的で単純に楽しめるものじゃないんだな~と感じましたが、それで終わっていたら(ミクシィの日記に書かなかったらということです)今の自分はないと思うし、その意味ではミクシィをやっていなかったら、自分の想いは自分の中だけで完結してしまって、そこからの展開はなかったんですよね。
ゲーム会を通じて広がったつながりは本当にたくさんあるので、そんないいつながりを広げていけるようなゲーム会、振り返ってみるとあのゲーム会に参加して本当に良かったな~、あのゲーム会に参加していなかったら今の自分はないかも(笑)くらいに感じてもらえるようなゲーム会にしていきたいですね

来月のゲーム会は、11月1日(日)13時から、中生涯学習センターで行います。
来月もまたゲーム会&懇親会に来てくださいね~

   名古屋キャッシュフローゲーム会のご案内
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ドワンゴの会社説明会

今日はドワンゴの会社説明会に行ってきました。証券会社の案内では説明者は、広報IR室長 小玉 誠一氏ということですが、少し遅れてしまったので誰から説明があったのか分かりませんでした
遅刻はいけませんね(笑)

説明会に行く途中、セントラルホームズのマンション建設現場の横を通ったんですが、昨日に続き工事は止まっていました。まだまだ不動産業の倒産は続いていますね。
工事が止まってしまうと、周りへの影響も大きいでしょうし心配ですね。

今日説明を聞いてきたドワンゴもなかなか面白そうな会社なんですが、動画配信のニコニコ動画がまだ赤字で、足を引っ張っている状況です。徐々に赤字幅が縮まってきているそうですが、ここが黒字化してくると収益状況も一変してくるんでしょうね。
説明会の様子はまとめていきますので、しばらくお待ちください。

   ドワンゴのホームページ

今日も質問したのは一人だけでした。私なんですけどね(笑)
出席者が年配の人が多かったので説明を聞いてもよく分からなかったのかもしれませんね。
もっと多くの人が質問すると盛り上がると思うんですが
質問したい人がいっぱいで、順番が回って来ないのも困りものですが、質問者がいないのも残念です。
昨日の物語コーポレーションも質問は2人だけで、予定より早く終わってしまいました。もっと積極的に参加すればいいのにな~と思います。

今日のお土産はマウスパットでした。ドワンゴのデザイナーがデザインしたもので、ネットオークションではプレミアが付くほど人気なんだそうです。そんなに人気なら出品しちゃおうかな

今日も40分ほどで終わってしまったので、サトでランチを食べて帰ってきました。

サト日替りランチ
   サト日替わり定食682円 鶏の照焼きと鮭フライ

最近は外食比率が異様に高いですね。たぶん8割以上だと思います。ほとんど家でご飯を食べていないので
私の場合は外食した方が生活費は削減できるのでいいんですが、それだけ株主優待の消化が大変になっているということです。特に5月・6月は優待期限が多いので大変です

それではこれから横浜に行ってきます!
コロワイドの株主総会は質問も多いので、どんな質問が出るのか楽しみですね
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物語コーポレーションの会社説明会

今日は大和證券主催 物語コーポレーション(3097)の個人投資家向け会社説明会に行ってきました。物語コーポレーションは地元の愛知県の会社で、焼肉、ラーメン、お好み焼きなどのお店を展開している会社です。
昨年の11月に続いて2回目の参加です。

   物語コーポレーションのホームページ

小林社長はとても威勢がいい社長ですが、今回も外食不況のなか強気の発言が続きました。
株価も3月終わりから急上昇していて、買っておけば良かったな~という感じです。
説明会の様子はまとめていきますが、ちょっと時間がかかりますので、前回の説明会の様子も参考にしてください。

   前回の会社説明会の様子

今日の夕食は、3日連続で美濃路の釜飯を食べてきました。あみやき亭の株主優待も今月が期限なので、釜飯が続きます(笑)
美濃路の釜飯は美味しいし、種類も多いので食べ飽きませんね!
今回も、うなぎ釜飯、ほたて釜飯、鶏五目釜飯と食べています。かに釜飯も美味しいですね。

明日からはコロワイドの株主総会に備えて横浜に出張してきます。
6月の株主総会第1号です。
今月は一体何社の株主総会に出席できるのか楽しみですね!
順次こちらのブログで報告して行きますので、株主総会レポートを楽しみにしていてくださいね

    株主総会に行こう ~ 楽しい株主総会ブログレポート
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20社の会社説明会に参加してきました

3月9日から13日まで、毎日4社づつ行われた会社説明会から戻ってきました。普通は1日1~2社程度なんですが、4社を5日間連続で聞くとかなり疲れますね。
説明会疲れというより、青春18切符で7時間近く掛けて往復したのが原因かもしれませんが
泊まっていたのは新宿にあるスーパー銭湯並みの温浴施設を誇る「グリーンプラザ新宿」というカプセルホテルなんですが、スーパー銭湯大好きな私としては大満足ですね
サウナや露天風呂、大浴場にゆっくり入ると、説明会疲れも癒されるというものです

宿泊先の予約は
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2月以降は期間限定・室数限定ですが、朝食付き2,500円という驚きのプランが登場していますので、東京に行くなら要チェックです
ポイントサービスも行なっているので、会員になるとさらにお得です。

午後から4社の会社説明会に参加し、経営トップなどから直接説明を聞くことができ、とても参考になりました。会社によっていろんな社長さんがいて面白いですね。業績のいい会社の社長は元気がいいし、業績が悪いと元気がないようにも感じましたが、そのような環境でも会社説明会を開催することはとても評価できますね。業績の悪い時にはあまり説明会を行いたくないでしょうからね。

会社説明会以外にも、友達と飲みに行ったり、マジック大会を見に行ったりと楽しい1週間を過ごして、先ほど名古屋に戻ってきました。
会社説明会の様子はまとめていきますが、なんせ20社もあるのでかなり時間がかかりそうです。
時々会社説明会に行こう♪ページを覗いてみてくださいね
不定期で更新されているかも!

ちなみに参加してきた会社は下記の通りです。
3054 ハイパーコンセプション
2120 ネクスト
3089 テクノアルファ
2925 ピックルスコーポレーション
9422 アイティーシーネットワーク
2148 アイティメディア
4709 インフォメーション・デベロップメント
4290 プレステージ・インターナショナル
4718 早稲田アカデミー
5933 アルインコ
1951 協和エクシオ
6750 エレコム
9792 ニチイ学館
2306 ビック東海
3330 アガスタ
9441 ベルパーク
6333 帝国電機製作所
4812 電通国際情報サービス ISID
3397 トリドール
6707 サンケン電気

コードと社名を書くだけでも疲れました

theme : 資産運用に役立つ!
genre : 株式・投資・マネー

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会社説明会をはしごしました(笑)

今日は会社説明会を2つはしごしたので、午後は大忙しでした。
まずは14時から東海東京証券主催のトーカイの会社説明会に参加し、15時30分からは名古屋証券取引所主催のウィンターセミナーに参加してきました。
途中シティバンクに寄り道していたら、思った以上に時間を取られてしまい、ウィンターセミナーに5分ほど遅刻してしまいました。
ウィンターセミナーの参加企業は、電算システムと日本空調サービスでした。
その後、ブルー・マーリン・パートナーズの山口 揚平氏の講演会がありました。
会社説明会の様子は順次まとめて行きますので、下記のページをご覧ください。

   会社説明会に行こう♪ページ

まとめないといけない会社がかなり溜まってきていますので今日参加した会社が登場するには少し時間がかかるかもしれません

講演会は、『M&Aのプロが語る企業IRから有益な投資情報を引き出す秘訣』というタイトルで行われましたが、面白い話が聞けました。
山口さんは、有価証券報告書や決算短信もとても大切だと言っていましたが、それ以上に会社に直接電話して話を聞くのがお薦めだそうです。確かに直接話を聞くのが一番だとは思いますが、なかなか電話しにくいですね(笑)
あと、業績が良ければ株価が上がる!というのは間違いで、いかに株主に還元するかということも大事だと言っていました。
利益を上げ、個人投資家にも積極的に還元していく会社がいい会社で、株価も上昇が期待できるというのはその通りだと思います。株主還元は会社の成長ステージにもよるので一概には言えませんが、会社の成長に資金を投じると共に株主還元にもバランスよく配慮してくれる会社が嬉しいですね。
ティアなどはその点でもバランスがいいと思いますし、配当や株主優待を楽しみにしながら長く保有できる会社だと思いますね。

直接会社に電話することで、その会社が個人投資家を大事にしているのかどうかが感じられるとも言っていました。IR担当者からすると、まだ小さな会社では兼任のことも多いと思うので、いちいち個人からの問い合わせなど答えてられない!というのが正直なところだと思いますが、そのような中でも誠意を持って対応してくれるのか感じられるのは確かに貴重な判断材料だと思いますね。
この点ではティアは落第です。電話をしたことはないですが、メールで問い合わせをしたことは何度かあります。回答までに2週間くらいかかった記憶がありますし、2ヵ月位前に送ったメールには結局返事がありませんでした
個人投資家には優しくない会社なのかもしれませんね。この辺が改善されてくるともっといい会社になると思うんですが。

これからは直接会社に電話して話を聞く!というのにも挑戦してみようかなと思いました。

そして夕食は株主優待を使用して、美濃路でおいしい釜飯を食べてきました。
美濃路はおみやき亭という会社が経営しているんですが、おいしくて価格もお値打ちなのでよく利用しています。あみやき亭は焼肉で美濃路が焼き鳥と釜飯のお店になります。
私は焼肉はほとんど食べないので、もっぱら美濃路を利用しています。今まではあみやき亭の方が人気があり主力業態だったんですが、最近は景気の悪化もありより客単価の低い美濃路の方が人気が出てきているようです。今日もお店は大混雑でした
あみやき亭の方が利益率が高いと思うので、業績的にはマイナスかもしれませんが、今後は美濃路の出店にも力を入れていくという記事が日経に出ていました。
美濃路派の私としては嬉しいことです。もっとたくさん美濃路ができるとありがたいですね♪

今日も勉強になった1日でした。
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オセアニア経済セミナー

今日はANZオーストラリア・ニュージーランド銀行主催のオセアニア経済セミナーに行ってきました。
基本的スタンスとしては、資源が豊富なオーストラリア$を狙ってみたいと考えていますが、オセアニアについてのセミナーは少ないのでありがたいですね。
お土産にはコアラのぬいぐるみとクッキー詰め合わせと豪華です

今回は2部構成で、
ANZ銀行から、オセアニア通貨の魅力と外貨預金商品についての紹介
大和投資信託からオセアニアの経済状況と債券運用の魅力ということで杏の実という毎月分配型の投信の紹介がありました。

オーストラリアは日本より格付けが上で、昨日1%の利下げを行ったがそれでも金利が高く、100万AU$(約5700万円)まで政府が保証と投資先として優れていると説明がありました。
預金保険については、海外支店の預金についても通貨を問わず保証ということで、日本の制度と比べると恵まれていますね。
それだけの保証が出来るくらい財政が健全という説明でしたが、それ位しないと預金が逃げてしまうとも言えなくもありません多面的な見方が必要ですね。
それにしても日本の預金保険は、日本の銀行の国内支店の円預金だけで1000万円までが保護対象ということを考えると、オーストラリアは魅力的ですね。
日本の銀行で外貨預金をしても保護の対象外なので、外貨預金をするならオーストラリアの銀行の日本支店で行うのがリスクも低く魅力的かもしれません。

後半の大和投資信託の説明では、AU$にも反転の兆しが出てきていると説明がありました。昨日1%の利下げを発表したがAU$安にならず通貨が高くなったことを1つの根拠に上げていました。すでに利下げは織り込み済みという考え方ですね。
確かに昨日はAU$高になりましたが、今日は今のところAU$安になっています。

AU090204.jpg

オセアニアの中でも、オーストラリアは他の先進国より一足早い景気対策&金利下げで早期の景気回復が期待でき、AU$にはトレンドが変わる兆しが出てきている。
一方、ニュージーランドはまだ厳しい状況が続く。ただし最大の輸出国はオーストラリアなので、こちらが回復してくればいい影響が出てくるだろうということでした。
AU$の下落トレンドが変わると考える要因として3つ挙げていました。
1.他の先進国より金利が高い(現状3.25%)
2.景気回復が早い
3.資源国である


確かに他の先進国より有利な点はあると思いますが、一方で1の金利については、AU、NZともに年半ばまでに2.25%まで利下げされるというのがマーケットの見方だそうで、まだ利下げは続きます。ここまでの利下げは現在の為替レートに織り込み済みという見方だそうですが、あと1%もの利下げをすでに織り込み済みなんでしょうか?
「織り込み済み」というのは便利なマジックワードなので注意が必要です。
2と3ですが、資源については昨年は売り手の言いなりの高い価格で買わされており、鉄鉱石は2倍、石炭は3倍で購入しています。買い手側としては今年はタダで納入してくれてもいいんじゃないの?という気持ちではないでしょうか。2年間で平均すれば鉄鉱石は07年並み、石炭は07年の1.5倍ですからね!
なので今年はかなり厳しい交渉になると思います。買い手側としては昨年の不信感があるでしょうし、主な需要先が軒並み赤字になっているんですから半端な価格では折り合わないと思いますね。
そうであれば昨年までの景気が良過ぎたのであって、今年・来年前半くらいまではその反動でオーストラリアの景気も厳しいかもしれません。
中長期で見ればオーストラリアはかなり期待できると思いますし、私もAU$に投資しようとチャンスを狙っていますが、当面最安値55円を割り込むことはないという見方はちょっと甘いのではないかな?と思います。

基本的に投信会社はAU$建て債券に投資する投信を買ってもらいたいわけですから、オーストラリアに対するポジティブな話が中心になります。バイアスがかかっている可能性がありますから、その分を割り引いて考えないといけませんね。
マーケットの先行きは誰にも分かりませんが、私はもう少し様子を見ようと思っています。
ただ、100万AU$まで海外支店の預金であっても政府保証があるというのは収穫だし魅力的ですね
とても参考になるセミナーでした。ありがとうございます。
さらにオーストラリアに投資したくなりました♪
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事例から学ぶ・コンプライアンスと危機管理セミナー

日経ビジネススクール主催の標記のコンプライアンスセミナーに行ってきました。
基本的には企業の総務・法務部門の方向けのセミナーですが、一般参加も可能だったので行ってみました。株式投資をしていると、コンプライアンスに対応する人員・費用負担が重くなっているという話はよく聞きます。ですから投資家としても、企業から見たコンプライアンスとはどんなものなのか興味がありました。
今回の講師は中島経営法律事務所の中島 茂代表でしたが、話も分かりやすく多くの危機管理の現場に立ち会ってきたので、豊富な事例を元に話していただきとても面白かったです。
家政婦は見た的な反社会勢力とのやり取りなど興味深かったですね。

   中島経営法律事務所のホームページ

コンプライアンスといのは法令順守ということだと思っていたんですが、法令順守は最低限で『相手の期待に応える。相手の身になって考え行動する』ことがコンプライアンスというお話になるほどと思いました。
法令順守は当たり前で、それ以上の期待に応えることが大切なんですね。

スーパーの火災を例にして、消防法は守っていたという責任者の発言がマスコミの非難の的になり、結局倒産してしまったとい話がありました。消防法さえ守っていればいい、のではなくて、火災が起きても死傷者が出ないような備えが期待されているんですね。

とはいえマスコミの姿勢にも疑問を感じます。「消防法は守っていた」という発言も前後の文脈は分かりませんし、マスコミから消防法違反なのではないか?と誘導質問のような質問をされればつい上記のような発言をすることはあり得ます。マスコミは社会の敵を仕立て上げ、自分は正義の味方ででもあるように振舞いたがるので、その発言部分だけを取り上げて、あたかも消防法を守っているから問題ない!とでも言った様に記事にすることはよくあることだと思います。

マスコミ以外にも反社会勢力が絡む事件もたくさんあるみたいですね。会社を経営することも大変なんだな~と感じました。
投資先を選ぶ際に、マスコミ対応はしっかりできているのか、反社会勢力との関係を断れるのかなども大切なポイントになりますが、外から見ているだけではなかなか判断しにくいですね。

何か問題が発生した時に、マスコミの取材を受け「ノーコメント」というのは一番いけないという話も面白かったです。ふつう問題は大きくしたくないのでコメントを拒否しがちですが、ノーコメントということは好きに記事にしていいですよ!という風に受け取られてしまうそうです。隠そうとせずに経緯も含めしっかりと説明することが大事なんですね。下手に隠そうとするからマスコミから必要以上に叩かれたり、反社会勢力に付け込まれたりするんですね。

反社会勢力から問題をネタに公開するぞ!と言われても、「どうぞ~」と返せばいいというのも面白いです。弱みを握られても動揺しない度胸が必要なんですね。経営者はなかなか大変です。

会社が直面するコンプライアンスや危機管理の問題は幅広く、確かに対応も大変なんだろうなと感じました。そして今回のセミナーは期待以上に面白く、とても役に立ちました。
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会社説明会に行ってきました♪

今日は朝から、大和IR主催の会社説明会に行ってきました。
朝10時から夕方16時までみっちりありましたが、5社の会社説明と昼ご飯のお弁当まで付いてお得な説明会です。
最近は深夜の3時過ぎまで、会社説明会のレポートをまとめているので、早起きは苦手です。8時には起きないといけないので、今日も目覚ましをセットしてなんとか目を覚ましました
今日の会社説明会は、下記の5社でした。

E・Jホールディングス株式会社(2153)
株式会社ウイン・インターナショナル(2744)
株式会社ワッツ(2735)
ファーマライズ株式会社(2796)
タキヒヨー株式会社(9982)


ウイン・インターナショナル以外は初めて説明を聞く会社です。
今回の5社の中ではワッツの社長が一番面白かったですね。
普通の会社説明会では1社の説明しか聞けないので、5社まとめて聞けるのはありがたいですね。
説明会の様子はこちらのホームページで順次公開していきます。

   会社説明会に行こう♪ 

でもまだレポートをまとめていない会社が9社もあるので、今回の5社をまとめるにはかなり時間がかかりそうです。
明日からも毎日のように何かのセミナーに参加するので、なかなかまとめる時間が取れません。まとめるには1社当たり、半日から丸一日もかかってしまいますので
首を長くしてお待ちくださいね(笑)
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ハビックスの会社説明会に行ってきました

12月13日に開催された、大和IR主催 ハビックスの投資家向け会社説明会に行ってきました。
大和證券の集客力はさすがですね!会場いっぱいでした。10時~15時で4社の説明がありましたが、昼ご飯の弁当まで付いてサービスも満点です
ハビックスは、不織布原反と衛生向け特化の紙事業を展開している会社です。

2008年12月12日の株価 170円(売り気配)
(JASDAQ 3895) 1000株単位 3月決算
PER 6.4倍、PBR 0.38倍、配当利回り 4.1%
株主資本比率 44.6%、配当性向目標 安定配当 今期は26%

最近の株価は → ヤフーファイナンス ハビックス
ホームページは → こちらです♪


3895.jpg
株価指標を見ると割安ですね。ただ流動性が低いので売買はしにくそうです。上場以来の株価推移は下落傾向ですが、下げ止まった感じでしょうか。

3895s.jpg
酒井社長から説明がありました。他に2名、PC操作に2名で合計5名体制でした。
上場したのが2005年2月ですので3年以上経っていて、地元の会社なんですがまったく知りませんでした。社長はちょっと緊張しているようでした。プレゼ画面もまだ改善の余地はあると感じましたが、帰ってからホームページを見たら毎年1回づつ会社説明会を開催しているんですね。とてもいいことだと思います。回を追うごとによくなっていくんでしょうね。質疑応答ではしっかりと対応していました

ハビックスは1950年創業と歴史のある会社です。当初はちり紙を作っていましたが、トイレットペーパー、ナプキン原紙、ティッシュペーパーと生産品目を変えていき、現在は衛生用紙を中心とした紙事業と、パルプなどを原料とした不織布事業が2本柱になっています。売上の6割が不織布事業、4割が紙事業になっています。売上は順調に伸びていて、今期も衛生原紙事業の新工場が順調に稼動していることなどから、前期比13%増の95.77億円の見込みです。利益については、原燃料の高騰、海津工場の新設による減価償却費の増などにより昨年は大幅減益となったが、今期は売上の増加により各工場の生産が増加していること、生産効率の改善に努め原価低減に取り組んでいることから、経常利益は5.4億円と前期比114%増と大幅改善の見込みです。純利益については固定資産売却損などの特損、法人税の増加などがあり、前期と同額を見込んでいる。
純資産も順調に増加していますが、昨年自己資本比率が下がったのは海津工場の設備投資の影響です。
配当については7円配当を続けている。今後も安定配当を行っていく予定。

事業の内容
不織布事業の製品には以下の4つがあり、不織布を大手加工メーカーに販売している。
(1)パルプ不織布 原反
   出荷先でクッキングペーパー、オシボリ、ドリップ吸収シートなどに加工し出荷されている
(2)パルプ不織布 加工品
   当社で原反から加工し、花王やユニーブランドのクッキングペーパーとして出荷している
(3)化合繊不織布 原反
   出荷先で紙オムツ、生理用品、包装資材などに加工し出荷されている
(4)その他不織布
   原反を輸入し、外部の加工工場で加工して、自動車部品メーカーに納めている

紙事業では、衛生用紙原紙を大手加工メーカーに販売し、紙オムツ、テーブルナプキン、紙オシボリなどに加工して販売されている。

不織布にはさまざまな製造方法があり、それぞれ特徴も大きく異なっている。ニードルパンチという種類はカーペットなどで使われており、不織布市場全体の30%程度を占めている。スパンメルトは包装資材、土木建築材料などで使われ30%程度、サーマルボンドはオムツやナプキンなど肌に触れる部分に使われていて11%くらいを占めている。
当社が手がけているのはエアレイドという種類で5.5%程度を占めており、パルプを回転するネットの上に雪の様に降らせて作る。そのためボリュームがありやわらかいシートという特徴がある。オシボリやクッキングペーパーに使われている。117億円ほどの市場規模だが、当社は30%くらいを占めていて2位である。

日本全体で生産されている紙の市場は、3,126万トン、金額で2兆8,390億円ですが、当社が事業展開している衛生用紙のマーケットは3,132億円です。この中で圧倒的に大きいのはトイレットペーパー、ティッシュペーパーで大量生産されている。当社はその他の分野(約10%)で展開していて、大量生産とは違う付加価値の高い分野です。ここは233億円程度の市場で、子供用オムツ、大人用オムツ、生理用品、テーブルナプキンなどで使われていて、当社のトータルシェアは13%出荷額は30億円程度です。

今後の戦略
現在展開している商品の中でも、クッキングペーパー、海外子供用オムツ、大人用オムツ、ペットシートについて、今後の伸びを期待している。

クッキングペーパーの業務用マーケット(市場規模80億円)では、ほとんどが不織布になっている。当社のシェアは、日本製紙クレシア、信越ポリマーなどで原反を採用いただいており、合計すると50%を超えている。レストランやホテルの厨房で使われていて、シェフや板前さんに当社の製品の性能が高いと認めてもらった結果だと思う。ただ業務用の市場は今後大きくは伸びない。一方家庭用の市場(107億円)は、安価な紙製のキッチンペーパーが多く使われている。当社のシェアは不織布の一部でわずか1%程度に過ぎない。これはクッキングペーパーの品質向上のため、厳しい業務用のマーケットに注力してきたことや、流通が難しい家庭用を避けてきた結果です。
今後の事業戦略としては家庭用向けに力を入れて行く方針で、昨年来家庭用クッキングペーパーの開発を進めている。大手スーパーのユニーやカインズホームセンターなどのプライベートブランド商品として採用された。さまざまなお客様から引き合いも増えている。今後もPB中心にシェアを拡大していく。

大人用オムツのマーケット(1200億円)では、2社で原紙を採用してもらっており30%ほどのシェアを占めている。今後も高齢者人口は増加して行き、紙オムツの需要も伸びていくと予測されている。当社でもさらに最適な紙の開発を行うとともに、大人用オムツ用途の販売拡大に努めていく。

子供用オムツのマーケット(1300億円)では、オムツメーカー2社にオムツ部材の一部として原紙を供給し、シェアは27%程度です。国内の市場は普及率がほぼ100%に達しており、市場は成熟しており、少子化の影響もあり伸びは期待できない。一方、東南アジアは普及率20%、中東や南米は40%程度と拡大の余地が大きい。現在当社は、中国、フィリピン、タイ、マレーシア、イスラエル、トルコなどへ出荷しており、前年比倍の伸びです。またP&G、キンバリークラークなどのグローバル企業から引き合いを頂いている。さらに競争力のある製品開発と販売ルートの開拓を図っていく。

当社の特徴
当社の特徴は、独立メーカーなので複数のメーカーから注文をいただけることです。製品の持つ機能に対して、顧客ごとにさまざまな要求があり、これら様々な要求に営業・開発・製造が一体となって迅速にきめ細かく対応することが重要です。当社では少数精鋭で、シンプルかつフラットな組織による経営を実現しています。これらにより、機会ロスの低減と適正利益の確保を図っている。
特徴の2つ目は「3つのシナジー効果」です。
技術シナジーとして、当社はエアレイド製造、サーマルボンド製造、薄葉紙製造の3つの異なる技術を持っているが、シートを製造するということは同じです。それぞれの技術開発から得られたノウハウ・製造技術は他部門にも移植され共有化され、それぞれの製造技術を高めあっている。
製品シナジーとして、当社はパルプ不織布、化合繊不織布、衛生用紙の製品を持っており、それらを複合化した製品開発を行っている。また製法が異なっても、用途が同じであったり似ていることもある。開発情報を共有化することで、お客様の様々な要求に応えることが可能になる。
マーケットシナジーとして、当社は家庭用、業務用、産業用など幅広いマーケットに販売しているので、産業用製品を家庭用に提供するなど、品質・機能を満たした商品を素早く展開することができる。
これら3つのシナジーが相互に補完しあい効果を高めている。

これまでは3つの既存事業について説明してきました。これらの領域をさらに広げていくとともに、さらにより多くの経営資源を投入し、健康・環境に関わる新規製品、新規事業を開発し、新たな事業分野への可能性を探求していく。
現在、不織布事業、紙事業ともに順調に推移している。今後は先ほど説明した重点市場にさらに力を注ぎ、3つの柱を中心とした事業領域の拡大を図るとともに、新規事業を開発し売上・利益ともに上昇させていく。今後ともご支援をよろしくお願いします。

質疑応答は大和IRのアナリストからと、会場からの2本立てです。
アナリストからの質問
(1)原料のパルプの調達ルート、価格はどうなっているか
→パルプはカナダ・アメリカ・ブラジル・北欧などで生産されており、国内の数社の商社を通じて調達している。年間契約ではなく月々の契約をしている。
価格は一昨年より今年の前半まで国際的なパルプ市況が締まり、急激に上昇した。現在は世界的な需要減により国際価格が大幅に下落している。建値はドル建てのため、急激な円高によりさらに入手価格は安くなっている。
(2)競合会社との販売価格競争や原料アップを価格転嫁は可能なのか
→もちろん競合はあるが、それよりもスーパーなど市場が決める価格設定の影響が大きい。その価格に合わせた物が作れるかどうか、マーケットの要求にどう我々が応えられるかが重要である。
原材料価格を転嫁できるかというとすぐに転嫁することは難しかった。少しづつ時間差をおいて説明し、少しづつ転嫁させてもらった。それでも100%転嫁できたわけではなく、40~50%転嫁できればいいほうという状況で、たいへん収益を圧迫した。
(3)クッキングペーパーだけ最終製品まで作っているのか
→クッキングペーパーは花王やクレシアなどにOEM供給している。ボリュームが少なくてOEM先各社が設備投資してもペイしない。それで当社で設備投資して最終製品まで加工し、OEM先に供給している。
会場からの質問
(4)アレルギーやインフルエンザ対応のマスクは作らないのか
→私たちの素材だけでマスクが作れるわけではないので、マスク自体は作らない。ただ花粉症やインフルエンザなど問題になっており、それらに適した素材の開発は進めている。
(5)今期は業績回復を見込んでいるが大丈夫か?円高や原油価格下落の影響は?
→乾燥工程などで油やガスを大量に使うので今まではコストアップになってきたが、最近の円高や燃料価格の下落は利益にいい影響を与える。
(6)不織布関連事業の自動車用部品とは何か?
→見える部分ではないが、カローラなどの天井の裏部材に採用されている。
(7)今後の業績を牽引するものは何か?利益率は高いのか
→先ほど説明したクッキングペーパー、大人用オムツ、海外子供向けオムツそして健康・環境に関連した新規事業にも力を入れる。付加価値の高い商品を提供できるよう開発に力を入れる。
(8)具体的な研究開発は?
→健康・環境に関連した研究に力を入れているが、具体的な内容については控えさせていただく。現在の紙、不織布事業とはまったく違った世界のものもいま開発途上である。
(9)競合会社が多すぎる業界だと思うが、統合や合併は進まないのか
→我々は紙オムツなどの素材を供給する会社で、実は競合はそれほどない。だんだんマーケットが集約されてきて、四国や富士地区に中小メーカーが一部ある程度で競合はそれほどない。
(10)長期的に見ると原料パルプが不足してくると思うが対応は?
→パルプが不足してくることはない。米国で建築が止まったが、森林はどんどん増えている。先般アメリカへ行ってきたが、現地のパルプメーカーではパルプが増えて困っていた。資源が減ることはありえないという話だった。一方景気が良くなって建築が増えても、パルプは建築用の端材や間引きした木が原料なので問題ない。
さらに計画的に植林されているので問題ない。

質疑応答には自信を持って答えているように見えました。決まった原稿を元に話すより質疑応答のほうが、酒井社長らしさが現れているように感じました。
いままでまったく知らない会社でしたが、説明や質疑応答を聞いていておもしろそうだなと感じました。成熟産業の目立たない会社なのかなというイメージでしたが、大手メーカーに原材料を供給していて、分野別にみるとけっこう高いシェアを確保しています。円高・原油安は大幅なコスト改善につながるので、今期・来期の業績は期待できそうです。株価も割安ですしもう少し詳しく調べてみようと感じました
流動性が低いのは問題ですけどね!

最後までお読みいただきありがとうございました。
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USSの会社説明会に行ってきました

12月13日に開催された、大和IR主催 USSの投資家向け会社説明会に行ってきました。USSは、中古車オークション会場を全国で展開する会社です。

2008年12月12日の株価 4,850円
(東証1部 4732) 10株単位 3月決算
PER 9.7倍、PBR 1.30倍、配当利回り 3.4%
株主資本比率 82.1%、配当性向目標 30% 将来は40%

最近の株価は → ヤフーファイナンス USS
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株価指標を見ると若干割安な程度ですね。財務内容が良くて増配にも積極的なので、あまり下がらないのでしょうか。

安藤社長から説明がありました。他に2名、PC操作に3名で合計6名体制でした。最初に10分ほど会社説明DVDを流してから説明が始まりました。
中古車オークション会場を全国に18ヵ所展開している。過去10年間増収増益を目指しており、9年前と比べると売上が約4.6倍、経常利益は4.8倍に成長している。経常利益率は、中古車買取事業やリサイクルなどに多角化してきたため若干低下しているが、それでも40%程度を確保している。
連結経常利益率40%前後という高収益体質を維持し、自己資本比率を高め財務な財務体質を作り上げてきた。株主還元については連結配当性向30%を実現し、将来的には40%を目指しています。自己株式の取得に関しても、設備投資などの資金需要を見ながら余剰資金があれば取得を検討しており、今期も9月までに47.5万株、35億円分を取得し、10/29~12/22の期間で100万株、60億円分の取得を発表している。金融不安で株価の動きは不透明な状況ですが、当社の高収益体質、良好な財務内容、積極的な株主還元、そして成長性をご理解いただけるとありがたい。
他社との比較をしてみると、上場会社の市場・サービス部門では営業利益ランキング13位、日経新聞の07年度営業利益率ランキングでは9位と高い位置にランクされている。

昭和57年8月に第1回のオークションを行ったが、255台の車が集まった。手ゼリでは1日に400台が限界なので、いち早くコンピューターの導入を行ったが、オープンに間に合わず2ヵ月間は手ゼリでオークションを行った。そんなオークション会場が現在は同時に6レーン、1台当たりの競り時間約20秒という最新鋭の設備になっている。各席にはPCが設置され、車の状況などを確認できる。
このようなオークション会場が全国に130会場ほどある。オークション業界では早朝から会員さんが来るので、当社では朝食サービスを行っている。昼食も11時~14時位まで7種類のメニューを提供している。東京会場は1日1.8万台のオークションを行っているので10時過ぎまでかかるので、夜食のサービスも行っている。すべて無料です。最近はイスラム圏の会員も増えているので、対応した食事も用意している。また礼拝堂も全オークション会場に作っている。

オークションの仕組み
オークションに出品すると8千円の出品手数料をいただき、落札されるとさらに8千円の成約手数料をいただく。落札店からは7千円の落札手数料をいただく。1台車が落札されると2.3万円が私たち会場に手数料として入ってくる。あくまで取引の場を提供する仲介のみで収益の源となっている。
新車販売が好調になると中古市場も活性化し、下取りした中古車がオークション会場に持ち込まれる。一方不景気になると、たくさん在庫車を抱えている中古車センターが在庫整理のためオークション会場に持ち込み、換金して新たに売れ筋の車を仕入れたりする。北海道では冬場は展示車を間引きするため、オークション会場に持ち込む需要もある。

USSには自前で開発した外部落札システムが、衛星とインターネットの2種類ある。自社の会場だけでなく提携会場も繋いでいるので、オートオークション市場の約50%をリアルタイム中継している。衛星ネットワーク会員数は5,300社、年間45万台の落札、インターネットは会員数約2万社、25万台の落札となっている。外部落札の割合が40%程度になっている。
これらを利用すると会場まで来なくてもいいので交通費などのメリットがあり、落札手数料は会場より高めに設定している。衛星ネットワークは導入コストも高いので落札手数料は1万円、インターネットは1.5万円となっている。

USSグループのシェアは34.8%(H20年1~6月)まで伸ばすことができた。中古車流通数842万台中300万台程度なので、まだ伸ばすことができる。当社の戦略は地域No1会場だが、地域別のシェアを見ると近畿地区以外は地区No1を達成している。近畿地区でもNo1になれるよう力を入れていく。最近は陸送コストも上昇しており、会員も近くの会場で売買する傾向が強まっている。5台積みのキャリアカーの運賃は名古屋→東京が1.5万円、大阪→東京が1.8万円となっている。

リユース車オークションは、今まで廃車になっていたような発売後10年くらい経った古い車のオークションです。日本では年間400万台ほどの車が廃車になり解体処分されているが、中にはまだ乗れる車もあるので、なんとか再活用できる道はないかと考え、これらの車のオークションコーナーを作ってみた。これが非常にヒットした。輸出業者さんにとってはまだまだ世界で活用できる車ということで、大変な人気になった。今年の解体台数はかなり減ってきていると思う。
次にリサイクル事業について説明する。リユース車のオークションでも落札されなかった車は、5年前に作った子会社のアビヅでリサイクル処理している。月3000台の処理能力があるが、リユース車オークションが好調なので1500台ほどしか集まらない。現状は名鉄のパノラマカーを解体したり、大手の家電メーカーとのタイアップして洗濯機、冷蔵庫などの家電製品の解体も行っている。USS東洋では廃タイヤなどのゴムのリサイクルを行っている。

経営成績と株主還元
2Qの業績は増収増益を達成できたが、通期の見込みである売上高727億円、経常利益285億円を達成するには、若干いま輸出等々いろんな関連から厳しい状況になっているが、全社をあげて達成に取り組んでいる。
配当については先ほど説明しましたが、今期は20円増配の165円を予定している。近い将来には連結配当性向40%を目指す。
資本効率の改善を図るため自社株買いにも取り組んでいく。
株主優待ですが、100株以上保有の株主に年2回希望の商品を選べるグルメギフトを贈呈している。名古屋三越からご案内している。

質疑応答は大和IRのアナリストからと、会場からの2本立てです。
アナリストからの質問
(1)新車販売が大幅減になったり、オークションの成約率が落ちたりしているが、金融危機も含めてどんな影響が出ているのか?
→2兆円も儲けていたトヨタが赤字になるのではないかと言われるほど環境が激変しているが、中古車出品台数は今まで廃車になっていたリユース車も取り扱うようになるなど拡大しており、昨年は842万台と大きな台数を取り扱うことができた。USSも出品台数を伸ばしてきた。今期は900万台を超えるのではないかという速報が流れている。当初は830万台くらいかなと考えていたが、リユース車が一気に増え900万台を超えそうな状況である。我々に直接的な影響はないが、影響があるのは円高である。昨年・今年と輸出が伸び、特にロシア向けの輸出は群を抜いて増加した。今まで輸出先No1はニュージーランドだったが、今はロシアが圧倒的1位である。しかし下期に入ってからいろんな噂が流れている。ロシアが中古車の輸入関税を上げるのではとか、右ハンドルを禁止にするとか、年式の古い車は入れないなど言われていて、急激な円高と相まってロシア向けバイヤーが買い控えており、オークション会場でも外国人バイヤーが急激に減っている。ただ、当社で扱っているのは900万台のうちの1/3であり、まだ3倍のマーケットがあるので伸ばしていけると考えている。
新車販売が好調な時は2~3年で中古車になるが、今は5年乗る人が増えている。2~3年落ちの高年式車、走行距離が少ない車といういい中古車が減ってきており、いい車はオークションでも取り合いになり高い値段がつく。一方よくある車は投売り状態になっている。そんなことから全体の成約率を20%ほど押し下げている。USSは成約率トップを維持しているが、他社会場では成約率が30%台に落ちているところもたくさん見受けられる。出品も大事だがいかにたくさんバイヤーを集めるか、どんなサービスを提供すればいいのか知恵を絞っている。購入台数に応じてプレゼントをするなど色々なイベントを行い、少しでも成約率が向上するよう取り組んでいる。また、会場になかなか足を運んでいただいていないバイヤーを訪問して話を伺いながら会場に誘致していきたい。
会場からの質問
(2)中古車オークションを始めた経緯は?
→オークション業界には、各都道府県に1つづつある組合系(JU愛知など)、USSのような企業系、トヨタ・日産などのメーカー系の3つがある。26年前には競馬場を借りて手ゼリで月2回オークションを行っていた。夏は暑く冬は寒い過酷な環境だった。こんな状況では台数が処理できないので、我々5人でオークション場を別個に作ろうと始めたのが最初です。当初は組合から妨害を受け、USSの会場に行った業者は組合から除名勧告を受けるなどひどい仕打ちを受けた。しかし業者からは売買の機会が増えるのでオークション会場が増えることはいいことではないか、なぜ邪魔をするのかという強い会員さんの声に押され、255台の出品からスタートした。それが400台になり500台になりと順調に出品台数を伸ばし、組合の出品台数である400台を1年で上回るようになった。これも多くの会員さんの後押しのお陰だと思っている。
(3)自己資本比率が高水準だが、資本効率の改善について教えて欲しい
→USSはキャッシュを持ち過ぎだとよく言われる。特に機関投資家からは指摘される。キャッシュをどう使うのか、持っているのなら配当に回せと厳しいことも言われた。貸し渋りが厳しくなってきた今となっては、手持ち資金が多くて良かったと思う。オークション会場を作るには都市圏で1ヵ所200~300億円、地方で30~40億円かかる。現在18会場展開しているがこれからも会場数を増やしていきたい。自社で作ることもあれば他会場をM&Aすることも考えられる。18会場のうち7会場はM&Aで手に入れた。今後もいいお話があれば検討したい。資金需要がなければ自社株買いも積極的に行っていきたい。
(4)近畿地区No1に向けた対策は?
→大阪地区には7~8千台規模の他社会場がある。神戸会場を作ってまだ3年、大阪会場は6年半前に組合系の会場をM&Aで手に入れた。買収した当時は平均1638台の取り扱いだったが、今はUSS大阪と名前を変え平均3033台を取り扱うようになった。神戸会場はまだ1600台程度なので、合わせても4600台程度である。近畿地区No1はHAA神戸ですが、こことはまだ半分近い開きがある。なるべく早い時期に追いつけ追い越せでがんばっていきたい。

USSはすでに株主で、過去2回株主総会にも参加しています。

   今年の株主総会の様子は → こちら
説明を聞いて、下期以降円高など不透明な要素はあるものの新車販売などと比べると比較的堅調に推移しているようです。ただ成約率の低下には頭を悩ましているようで、洋菓子をプレゼントしたりクリスマスケーキをプレゼントするなど試行錯誤しているようです。
地域No1会場が多く競合会社より状況がいいので、今後全体的に環境が厳しくなるとM&Aの話も増えてくるのではないかと感じます。財務体質が良好で手持ち資金も多いので、M&Aが増えてくると業績拡大のチャンスですね!
そんなこともあって、株価指標面ではそれほど割安感を感じません。ただ自社株買いにも積極的に取り組んでいるので、大きく株価が下がる可能性も低いかもしれません。景気の悪化を業績拡大のチャンスにできる可能性もあり、おもしろそうな会社だと思いますね。まあすでに株主なのでそう感じるのかもしれませんが

最後までお読みいただきありがとうございました。
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特殊電極の会社説明会に行ってきました

12月13日に開催された、大和IR主催 特殊電極の投資家向け会社説明会に行ってきました。特殊電極は、特殊溶接材料の製造販売、メンテナンスを中心とした工事施工も行う会社です。今まで社名も聞いたことがなく、今回の説明会に参加して初めて知りました。

2008年12月12日の株価 148円
(JASDAQ 3437) 1000株単位 3月決算
PER 3.3倍、PBR 0.36倍、配当利回り 4.7%
株主資本比率 45.2%、配当性向目標 安定配当 今期は16%

最近の株価は → ヤフーファイナンス 特殊電極
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株価指標面から見ると割安感を感じますね。株価は一時的な急騰時を除き300円前後で推移していましたが、10月以降は150円前後で推移しています。

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皆川社長から説明がありました。他に1名、PC操作に1名で合計3名体制でした。
2006年6月に上場させていただいた。社名の由来は、当初特殊な電極を製造していたので特殊電極とさせていただいた。JASDAQ市場ですが、1933年創業の歴史ある会社なんですね!
事業所は会社規模の割にたくさんの事業所を全国に展開している。これは当社の事業戦略である顧客への直接販売体制を取るため、そして顧客のニーズに迅速に対応するためです。6ヵ所ある構内工場というのは、新日鉄とJFEの製鉄所内に当社の溶接施工工場を置かせていただき、各製鉄のメンテナンス工事を担当している。これら構内工場は顧客密着度が高く、当社の戦略拠点となっている。
1957年からの売上高推移を見ると、景気循環の影響を受けながらも右肩上がりで成長を続けてきた。
当社は、特殊鋼・非鉄金属系の特殊溶接分野に特化し、幅広い産業界が必要とする耐摩耗性と耐熱性・耐腐食性の高い肉盛溶接技術をコア技術に溶接材料から溶接工事施工まで総合的に事業を展開している。
売上の60%を占めている工事施工は、同様の事業を手がけている溶接材料メーカーの中では、約50%とトップシェアを占めている。需要分野は、製鉄所、自動車などあらゆる産業の設備メンテナンスが主な市場である。一例として、軸受の内面にホワイトメタルという金属を肉盛溶接している。この金属は焼付が少なくて軸受の内面に使われるが、これを肉盛溶接する技術は当社のみが有している。

溶接材料については、およそ1500種類を品揃えしている。溶接材料には一般用と特殊用があり、大半は一般用が占めている。全体でのシェアは1.6%だが、特殊用のサブマージアーク溶接用フラックス入りワイヤ分野では50.8%とトップシェア、硬化肉盛用アーク溶接棒では18.9%でシェア3位と高いシェアを持っている。

トッププレートは当社の商標ですが、通常は耐磨耗ライナーと呼ばれている。この構造は、普通の鉄板の表面に特殊な方法で非常に硬い耐摩耗用金属を肉盛溶接したものです。普通の鉄板の柔らかい性質と、大変硬くて磨耗に強い性質を併せ持っているが、当社独自の技術により切ったり曲げたり接合したりすることができるので、各種の部品に加工することができる。磨耗の激しい部分に使うと、普通の10~30倍に寿命を伸ばすことができる。トッププレートの市場には10社前後が参入しているが、当社のシェアは24.2%とトップです。使いやすさと性能において、大変高い評価を頂いている。

その他の事業としてはD&H商品がある。溶接ロボットの消耗部品の一つですが、当社独自の素材で製造し、従来品の約2倍の寿命とした。これによりロボットの連続運転時間を大幅に伸ばすことができ、工場の能率アップに大きく貢献する商品です。
他にも環境関連装置を手がけており、脱臭装置や強制冷却装置を製造している。これらはトヨタ自動車との共同研究により開発し、750万円する装置ですが昨年来50台を販売した。

当社のビジネスモデルは、3600社の顧客に対し当社の営業員が日々営業活動を展開している。そして顧客との直接取引きを通じてニーズを随時汲み取り、これを研究開発部門や工事施工部門にインプットし、ここで解決策を見出して顧客に提案という形でフィードバックしている。
当社だけでは解決できない問題については、顧客との共同研究を積極的に進めている。
当社のように溶接研究所を持ち、溶接材料の製造技術、溶接装置の製造技術まで兼ね備えている溶接施工会社はほとんどなく、貴重な存在となっている。これが顧客からの大きな技術的信頼を得る要因の一つともなっており、当社の強みとなっている。多くの大手メーカーと取引をしている。

業績推移と配当方針
過去5年間の売上は順調に増加している。今期の経常利益・純利益は減益を見込んでいる。これは前期及び今期に設備投資を行っており、その減価償却費6,800万円を見込んでいるためです。
配当方針は、安定した配当を継続して実施することを基本としている。この方針に基づき今期の配当は7円を予定している。

今後の展開
当社は景気に左右されない経営基盤の確立を大目標としている。それを実現するために6項目を進めているが、その中でも研究開発の推進による技術的な優位性の確保に最も力を入れている。独自研究に加え顧客との共同研究にも力を入れていて、当地区ではトヨタ自動車、東邦ガス、中部電力、大同特殊鋼などと共同研究を行っている。
当社の今後の成長の大きな原資となる技術は、コア技術(表面改質溶接技術)の活用による新規事業の創造であると考えており、将来が楽しみなアイテムが含まれている。

その1つとして、東邦ガスと共同開発している、SOFC(固体酸化物型)燃料電池の心臓部とも言うべきインターコネクタに、当社の白山研究所で開発した技術を施し、その効率・製造コストなどが格段に改善されることが確認できた。そこで東邦ガスと共同特許として出願した。一般家庭用の燃料電池として最も期待されている。送電ロスがないことや、発電時に発生する熱も利用できるので、地球環境に優しい次世代型燃料電池として期待されている。将来、皆様のご家庭に当社の技術を使った燃料電池が広く使われることを夢見ている。

他にもエアバッグ用脱臭装置や産業向け脱臭装置も開発している。産業向け脱臭装置は特に鋳造工場より発生する臭気の除去装置で、水に臭気を吸着させ電気分解を利用して脱臭しており、トヨタと共同で特許を出願した。この他にも特徴のある環境関連技術に注力しており、今後もこの分野の発展飛躍を図っていく。今後もご支援いただきますよう宜しくお願い致します。

質疑応答は大和IRのアナリストからと、会場からの2本立てです。
アナリストからの質問
(1)溶接材料と工事の両方を手がけるシナジー効果にはどのようなものがあるのか
→溶接材料を作り、その材料を使って溶接工事という施工も行うので、商品の評価を行うことができ、改善や商品開発に効果的です。両方を手がけていることで、顧客の様々なニーズへの対応がスムーズにできる。これがお客様からも重宝な業者として評価されている。
(2)施工の効率化についての取り組み
→我々の溶接施工はメンテナンスが主体で、日々いろんなケースが出てくるので自動化は難しい。さまざまなケースに対応する中でその経験を自社の溶接装置の開発に生かすことができ、その改善された装置によりまた様々な要望に対応できるようになる。そのような中で社員も複数の仕事をこなせるようになり、1人で最大8台の異なる機械を同時に操作することができる人も出てきて、効率化につながっている。
(3)鉄鋼大手が減産しているがこの影響はどうなのか
→当然我々の仕事にも影響があり、仕事量の減少が考えられる。ただメンテナンスが中心なので、生産減に直結した落込みは今までも経験したことがない。しかしながら顧客からは、設備の性能アップやいろんな面での改善を厳しく要求されるだろうと覚悟している。対応するための投資等を考えている。
会場からの質問
(4)配当利回りは魅力的だが、株主優待は考えていないのか
→よく質問をいただくが、当社としてはできるだけ高い配当を実施することで株主に還元する方針で、その他の株主還元策は考えていない。
(5)日の出マークrogo.jpgの由来は?
→創業社長の好みではないか。なぜこのマークになったかは聞いていない。
(6)トッププレート分野ではシェア1位だがこの要因は?
→性能においてもけっして他社に引けを取らないと自負しているし、品揃えも抜きん出ている。営業力についても、SEが日々直接お客様に接して問題解決提案を行っており、これらによりトップシェアを維持できている。
(7)円高の業績への影響は
→輸出はわずかで1%に満たない。溶接材料の原材料については、商社を通じて輸入しているので、円高は当社にとってはプラスに働く。
(8)御社の燃料電池が市場で販売されるのかいつ頃か?また自動車産業への展開はないのか
→燃料電池は国の政策で進められており、早ければ2011年には実用化という話もあるが、我々の燃料電池が採用されるかはまだ分からない。自動車産業への直接の参入はないが、先ほど説明した環境関連や製造設備のメンテナンス、パーツの製造などの取引があり、深いお付き合いを頂いている。
(9)溶接にはどんな資格が必要なのか。有資格者はどの位いるのか。
→(専務から回答)溶接関係の資格は、日本溶接協会の認証になり100種類以上の資格がある。当社の有資格者数は75名で、当社社員の1/3が持っていることになる。複数の資格を持っている社員もいるので、全体では187件の資格を保有している。
(10)海外への事業進出について
→現在のところ具体的には考えていない。ただボーダレスになっていくので、いずれはそうなると予想している。その場合、直接単独で出て行くのか、大手の会社と一緒に出て行くのかがあるが、たぶん一緒に出て行く形になると思う。

JASDAQ上場のマイナーな感じの会社で、説明を聞くまで知りませんでした。説明を聞いて、特殊溶接分野では技術力もあり、知名度もある会社のようです。溶接には詳しくないですが、鉄板の表面に耐摩耗性のある合金などを溶接するというのは、需要が多そうに感じます。株価も割安ですし、溶接材料と溶接工事の両方を手がけるビジネスモデルも面白そうだなと感じました。
しかし、この会社は一般的には知名度が低いと思うので、株主や出来高が少なく取引はしにくいですね。また、過去の売上を見ると大きな波があり、景気変動の影響を大きく受けているようです。今後景気後退が見込まれる中で、今が投資タイミングなのかは難しいところですね。
質問でもありましたが、主要取引先である鉄鋼の減産、トヨタ自動車の設備投資大幅見直しなど、来年以降特殊電極を取り巻く環境も厳しくなることが予想されます。
財務内容は良好で借入金も現預金の範囲内なので安心ですが、有価証券の売買が比較的多いのが気になりますね。内容にもよりますが今後評価損などが出てくると、なぜ無駄な運用をしているのか疑問に感じてしまいますね。2Q決算までは評価損は出ていないようなので、比較的安全な商品なのかもしれませんが、本業以外で特損を出すくらいなら配当などで還元して欲しいものです。
事業内容はおもしろいが事業環境が不透明なので、少し様子見という感じです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
口座開設キャンペーンで現金プレゼントがあったり、一定額までの手数料が無料になる証券会社など、投資する際にお得な情報を集めましたので、こちらもぜひご覧くださいね

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ソーダニッカの会社説明会に行ってきました

12月13日に開催された、大和IR主催 ソーダニッカの投資家向け会社説明会に行ってきました。ソーダニッカは、苛性ソーダなどの化学品を扱う専門商社です。

2008年12月12日の株価 313円
(東証1部 8158) 1000株単位 3月決算
PER 6.5倍、PBR 0.52倍、配当利回り 3.5%
株主資本比率 28.6%、配当性向目標 安定配当 今期は23%

最近の株価は → ヤフーファイナンス ソーダニッカ
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株価指標から見ると割安ですね。2004年から2006年にかけて3倍以上まで上昇していますが、その後は下落傾向です。

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柳社長から説明がありました。他に3名、PC操作に2名で合計6名体制でした。最初に9分ほど会社説明DVDを流してから説明が始まりました。映像で見ると分かりやすいですね。
名古屋でIRを行うのは初めてなので、気合を入れて行いますのでよろしくお願いします。
ソーダニッカは、社名にもなっている産業には欠かせないソーダ製品をはじめ、無機・有機薬品、石油化学製品、合成樹脂製品などを取り扱う化学品専門商社です。これらの商品をメーカーから仕入れ、専門商社としての機能を発揮しながらあらゆる業界に販売している。
化学業界は販売先でもあり仕入先でもあるが、売上に占める割合は20%、紙パ業界も20%、その他業界向けが50%、官公庁向けが10%となっている。

苛性ソーダについて
当社の主力商品である苛性ソーダは、あらゆる産業で使われる基礎素材薬品で需要の裾野が広い特徴がある。苛性ソーダは一般名で、化学名は水酸化ナトリウムといい強いアルカリ性の化学物質です。強いアルカリ性という化学的性質を利用して、あらゆる酸と反応させたり、普通では溶けない物質を溶かしたり、他の金属元素等と反応して違う化学物質・化学薬品を作るのに利用する。
苛性ソーダは工業塩を電気分解して作るが、苛性ソーダ1に対して塩素0.9の割合で分解される。苛性ソーダは紙パ、化学繊維、アルミニウムなどに使われ、塩素は塩ビ、合成ゴム、漂白、殺菌などに使われる。
もう一つ、塩を原料に炭酸ガス、アンモニアガスを反応させて作るのがソーダ灰で、これはガラス原料になる。

苛性ソーダの国内需要は順調に拡大してきたが、使用業種は大きく変わってきている。50年代は化学繊維(レーヨン)業界が需要の半分ほどを占めていたが、今は紙パ業界の需要が最大である。日本でレーヨンを作っている会社はなくなった。パルプを苛性ソーダで溶かして糸にして伸ばしたのがレーヨン、パルプを苛性ソーダで溶かして面にして引っ張り出すと紙になり、パルプを苛性ソーダで溶かして透明にして引っ張り出すとセロハンになる。セロハンを作っているのは二村化学だけになった。セロハンは横に切れる、腰が強いなどの特徴を活かしてセロテープ、花束などの包装用として使われている。

苛性ソーダの市況は、原燃料・塩の値上がりもあるが、需給がタイトで依然強含みで推移しており、下期から大幅値上げが浸透している。国内需要も足元までは素材産業も堅調で順調な納入が続いている。海外も世界的に苛性ソーダが逼迫している。供給面では国内生産量は大手メーカーが増強はしているが、塩を電気分解すると苛性ソーダと塩素が出てくるので、塩素の消費が進まないと苛性ソーダを生産できない。景気が悪くなると先に塩素の需要が落ちてくるので、苛性ソーダを思うように増産できない状況である。ただ当社はトップディーラーとして供給力を持っているので、市況の強い苛性ソーダをさらに拡大したい。
塩についてですが、日本の塩の需要は900万トン、内ソーダ工業用で8割程度720万トン程度を使用している。塩はすべて輸入で、メキシコ、オーストラリア、インドなどから輸入している。海水を仕切って天日干しという原始的な方法で作られており、塩田に適した場所が限られるので増産も進まず、塩の値段も上昇している。

当社の特徴と強み
(1)景気変動の影響を受けにくい
苛性ソーダ、無機製品とも幅広い業種で使用される商品で、工業用や民生用に不可欠な素材のため、景気変動の影響を受けにくく業績が安定している
(2)業界のリーディングカンパニー
苛性ソーダなど主力商品は取扱高1位の商品が多く、業界におけるオピニオンリーダーとしての役割を担っている。当社がソーダ製品のトップシェアを誇る背景ですが、前身の会社が戦前・戦中・戦後とソーダ製品を一手販売していた。独禁法の制定により昭和22年に解散し、東京本社の有力メンバー中心に設立した曹達商事(その後ソーダ商事に社名変更)、大阪支社の有力メンバー中心に設立した新日化産業、その他1社に分かれた。その2社が30年以上を経て昭和54年に合併し、ソーダニッカとなった。社名は2社のソーダと日化を取って付けた。ウイスキーのソーダ割を作っている会社と思われることがあるがそうではない(笑)
(3)系列に属さない独立系商社
大抵の代理店は、特定のメーカーの販売代理店だったり特定地域の代理店が多いが、当社のように全国販売を手がけている専門商社は他にない。国内の大半の化学メーカーとの取引があり、質の高い情報提供を実現している。仕入れも幅広いメーカーから行っている。現在ソーダ工場は全国に25社30工場が散らばっている。
(4)全国での事業展開とストックポイントを有している
当社は北海道から九州まで全国に販売ネットを持っている。そしてソーダ工場の空白地域に4つのケミカルセンター(在庫拠点)を持って、メーカーの在庫機能・安定供給機能を果たしている。

中期戦略について
4つの事業部門のうち、化学品部門については当社のコアのコアの部分なので、強みを活かしてさらに強化を図っていく。
紙パルプ部門は大きな転換期を迎えている。ひとつは紙を漂白するのに塩素を使っていたが、環境問題の高まりから無塩素漂白ということでほとんどの製紙会社が塩素を使わなくなった。代わりに塩素酸ソーダ(商品名はクロレート)を使っているが、大半が輸入である。当社は中国メーカーの有力ソースを確保しているので、クロレートの取り扱い量を大きく伸ばしている。もう一つの変化は製紙会社各社が大型の最新設備を立ち上げていることである。
機能材部門は輸出入を絡めた事業で数字を伸ばしている。
環境部門は日々環境規制は厳しくなっているので、厳しさを当社のビジネスに活かせる様努力している。
成長分野・未開拓分野の開拓については、4つの分野で取り組んでいる。
海外事業分野では、一昨年上海に立ち上げた現地法人を中心に中国国内取引を拡大していく。輸出入の拡大については、輸入では先ほど説明したクロレート、洗剤原料のゼオライトなどが育ってきており、輸出では中国向けに高機能フィルムや食品向けフィルムなどが伸びている。
エレクトロニクス分野はディスプレイ向けなどに販売しているが、焦点が絞りきれず苦戦している。
新エネルギー分野では電気二重層キャパシタがようやく実証化の目処がついてきた。
環境ソリューション分野では、資源を持たない日本にとって資源リサイクルは重要であり、当社でも鋭意取り組みを強化している。また地震大国日本なので液状化防止薬剤にも力を入れている。ライフラインの中心である空港や港湾などはほとんどが埋立地であり、地震対策として液状化防止工事を国土交通省の指導で進めている。他にも原発の地盤強化などもあり、液状化防止薬剤は有望な市場として取り組んでいる。
部門別の売上は各部門とも着実に伸びている。
環境ビジネスについては、当社では昭和30年代後半から取り組み始めたが、大気ビジネス、土壌ビジネス、廃水処理ビジネスの3分野で展開している。長年の間に当社独自の専門性を身に付け環境ビジネスを拡大している。
大気汚染の原因は、重油や石炭を燃やした時に出る硫黄酸化物の影響が大きいが、これを中和処理するのにアルカリ性物質である苛性ソーダや水酸化マグネシウムが使われる。当時は営業マンが煙突のある工場に飛び込み営業をするなど、苛性ソーダ拡販のルーツだと思う。
水処理にも当社は関わっており、あらゆる中和薬品を使い汚水処理・脱臭など水ビジネスを拡大している。これらの環境ビジネスが、日本の空・土・水の環境浄化に役立っていると自負している。
海外事業も輸出入とも順調に伸びている。

業績・株主還元策
過去3年の業績推移を載せているが順調に推移しており、今期も売上で前期比+7.8%、経常利益で+4.6%、純利益で+17.2%を見込んでいる。
株主還元ですが、配当については当社は創業以来無配になったことはなく、常に5円以上の配当を続けている。配当政策としては安定配当を第一に考えている。現在5期連続増配中です。
さらに株主優待も始めており、期末に1000株以上保有の株主様に3千円分のクオカードを進呈している。

最近のトピックスとしては、9月に本社事務所を移転した。東京駅から徒歩5分の便利な場所になった。スポンサー活動としては、顧客の大王製紙のスポンサー活動に協賛し、エリエールレディスオープンで300万円のホールインワン賞を提供している。幸か不幸かまだホールインワンはありません(笑)

いいことばかり言いましたが、世の中ひじょうに急激に実体経済は落ち込んでいる。景気変動の影響を受けにくいと説明したが、そういう特徴を活かしながら悲観もせず楽観もせず、きちっと前を見据えた経営をしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

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質疑応答は大和IRのアナリストからと、会場からの2本立てです。
アナリストからの質問
(1)原料価格下落の業績への影響について
→石油を中心に資源価格が下落しており、ナフサや樹脂価格は下落傾向にある。当社にとっても売上・利益が減ることになるのでマイナス要因だが、主力の苛性ソーダや無機類などは先ほど説明したように市況が強く、メーカーは値上げ姿勢である。よって当社への影響も軽微であると考えている。
(2)苛性ソーダが他の物質に取って代わられることはないのか
→苛性ソーダは塩を電気分解して作るので製造が簡単で、同時に生成する塩素も有効利用できる。製造面から見るとコストが安いという特徴がある。使用する側としても強アルカリ物質としての苛性ソーダはひじょうに反応速度が速く工程管理が易しい、作業性がいいということで使用コストも安い。今のところ苛性ソーダに変わる様な物質は出てこないと考えている。
会場からの質問
(3)中長期的に見て今後どの分野を伸ばしていくのか
→強みを持っていて主力である化学品部門を伸ばして行きたいが、時代の流れから行くと環境部門を次の柱、収益源にしていきたいし、海外部門も伸ばして行かなければならないと考えている。
(4)海外事業展開の予定について
→現在、インドネシアのジャカルタに駐在員事務所、上海に現地法人と駐在員事務所を持っているが、これ以外に設置する計画は今のところない。ただ、従来手の届かなかった領域も含めた、インドネシアあるいは中国で事業領域を広げ数字を拡大して行きたいという気持ちは強く持っている。
(5)金融危機に対する危機意識を感じない説明だったが本当に大丈夫か?対処方法は?
→厳しいご指摘だが、今のところ業績への大きな影響は出ていない。ただメディアでは厳しい状況が伝えられている。1月以降については正直に言って当社への影響も少なからずあると覚悟している。ただ今現在は予定以上の業績で推移しており、通期の数字は下方修正せずに行けると自信を持っている。
(6)環境分野の新事業などの技術開発は自社のみで行っているのか?研究所はなさそうだがどのように行っているのか?
→当社はメーカーではないので研究所はない。専門商社の特徴はいろんなメーカーから多くの商品を入手し顧客に提案できることである。メーカーの技術陣と提携しながら他社の商品も含めた次の展開が図れる、ということで環境ビジネスにも取り組んでいる。
(7)将来を見込んだ有望な環境分野への積極投資は考えらないのか
→もちろん考えられるが、今ここで計画を話せと言われると、今現在は投資としての計画は持っていない。先ほど説明したように、環境ビジネスとしての当社のコーディネート力・専門性を活かした展開を図りたい
(8)新エネルギー分野のキャパシタの将来性は?
→キャパシタはコンデンサの別名で、活性炭や電解液を使った大容量の蓄電システムです。当社はキャパシタの部材販売に取り組んでいる。蓄電システムは地球環境に優しいということで、急速に市場が広がっている。分かりやすく言うと動力を電力に変えて蓄えて、必要な時に電力として取り出して使う。当社はコンデンサメーカー、電池メーカーと製品開発をしていて、本年度中には実証化の目処が立ってきた。
(9)円高が進んでいるが為替の影響は受けるか
→売上に占める輸出入の割合は4~5%に過ぎず、さらに輸入の方が多いので円高はむしろ好ましい。
(10)苛性ソーダの需要が高いのは分かったが、塩素の市場開拓はどのように進めるのか?
→塩素の最大の市場は塩化ビニールで、塩ビ目的のソーダメーカーが大きな電解設備を持っている。塩ビに変わる塩素誘導品はなかなか出てきていない。この面で塩ビの消化不良からくる苛性ソーダの生産抑制という事態になっている。各社この塩素の問題はひじょうに深刻に捉えていて、塩素の市場分野の開発が今後の電解のバランスに大きく影響してくる。

景気の影響を受けにくいとのことですが、商社ということで利益率が低く、販売価格が下がると利益面への影響が大きいように感じます。現状は苛性ソーダの需給がタイトで価格も堅調の様ですが、裏を返せば苛性ソーダの量が限られるので、販売数量の増加は難しいとも言えます。苛性ソーダは幅広い分野で使われているので、安定しているとも言えますが、現状のように全体的に不況になるとやはり大きな影響を受けると思います。今までは良かったのでしょうが、来年以降は顧客からの値下げ要求も強くなり、販売数量も伸びないということで業績への影響が大きくなるのではないかと想定されます。塩ビの需要と苛性ソーダの需要の微妙なバランスで、業績が左右される不安定さも感じますね。
一方、環境ビジネスや新エネルギー分野のキャパシタなど今後が期待できそうな分野も持っています。ただ専門商社で研究所も持っていないということですから、共同で開発しているとはいえ、どの程度開発の主導権があるのかがよく分かりません。メーカー中心に開発したものを、ただ販売するだけだと利益率も低そうですからね。商社とはいえ開発力を磨いていかないと成長性を見込みにくいと感じます。
株価は割安ですが、来期の業績が不透明ですぐには買いにくい感じがします。化学業界には詳しくありませんが、ソーダ製品ではトップですし将来的には面白いかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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   お弁当とお茶まで付いていた会社説明会でした♪
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エフテックの会社説明会に行ってきました

12月10日に開催された、証券教育広報センター主催 エフテックの投資家向け会社説明会に行ってきました。エフテックはホンダ系の部品会社で、サスペンションなどの足回り部品に強みを持っています。

2008年12月10日の株価 434円
(東証1部 7212) 100株単位 3月決算
PER 2.7倍、PBR 0.30倍、配当利回り 4.6%
株主資本比率 18.6%、配当性向目標 10%以上

最近の株価は → ヤフーファイナンス エフテック
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お土産は、500円分のクオカードでした。

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株価指標を見ると割安だと感じますが、借入金が多くて財務体質が若干弱いですね。11月10日に業績の下方修正を行っていますが、ビッグ3の問題などもあり再度の下方修正があるのでは?という不安心理から割安なのでしょうか。財務体質の改善を優先するということで、配当性向も10%以上と低い目標になっています。株価はここ2年ほど下落傾向です。

ほぼ定時に会場に着きましたが、ロビーではサブフレームやペダル類などの製品を展示して、説明員もいました。会場では会社説明のビデオも流されていたようです。大型の展示台を運んでくるなど、かなり会社説明会に力を入れているんですね。前にも会社説明会に来たことを思い出しました。
木村社長から説明があり、梅津取締役執行役員も同席していました。緊張しているのか体調がよくないのか分かりませんが、少し調子が出ない感じでした。中盤から滑らかな感じになりましたね。
子会社19社中海外が14社と海外展開が進んでいます。主な製品はエンジン周りや足回りなどのフレームと、アクセルやブレーキなどのペダル類などです。ペダルは単純な製品だけではなくて、安全性や使いやすさを高めた独自商品を開発しています。衝突時にブレーキペダルが引っ込んで怪我を予防したり、ペダルの位置を調整できるアジャスタブルペダルなどを品揃えしています。アジャスタブルペダルは、東京モーターショーに展示したら女性からの反響が大きかったそうで、今後の採用拡大を期待しているようです。

元々はベンツやトヨタのおもちゃの自動車を作って、海外などにも輸出していたそうですが、自動車用機能部品の開発を始め現在の姿になりました。1986年にはカナダに工場を作るなど海外展開にも積極的に取り組んできました。現在では北米、中米、フィリピン、中国、タイに工場を展開しています。販売先はホンダ向けがまだ9割弱と高いが、日産やGM向けにも納入している。フィリピンの工場は日本へ廉価な部品を供給するために作ったが、今では6千~6.5千個/日のペダルを生産しており、世界中に供給している。中国の中山工場も収益率が13%と高収益である。
5年前は北米向けが6割弱だったが、アジアの割合が上がり北米の比率が5割になった。今期は北米が落ち込むがアジアはまだ伸びる。

海外展開のトピックスとしては、アジア地域の増産に備えるためタイに工場を作った。08年4月から操業を開始し、10月からフル生産に入った。今期の売上は14億円の見込みだが、来期は37億円を計画している。Jazz(フィット)やCity向けの足回り部品を生産している。
中国煙台の会社は金型の設計を行う会社で、12名の従業員のうち7名に日本で研修を行った。中国では廉価金型が作れると注目されているが、まだまだ技術協力が必要である。当社も金型設計のコストダウンを狙って進出したが、将来は金型及び金型関連部品の輸出入も手がけていきたい。

このあたりから説明に熱が入って来たように感じました。海外展開に力を入れているんですね!
08年7月にフィリピンに開発拠点を作った。日本、北米に続く3つ目の開発拠点になる。フィリピンには先ほど説明したように、ペダルの大きな工場があるので、工場と連携してペダル類のアセンブリに関連する研究を行っていく。
フィリピンと北米は地球の反対なので、両拠点が連携すれば24時間ノンストップで研究開発が行える。フィリピンについては特に力が入っているように感じました(笑)

国内展開のトピックスとしては、国内工場をマザー工場と位置づけた改革を行っている。亀山事業所周辺の4工場、6倉庫を1拠点に集約し、品質・生産性を飛躍的に改善するNK(ニュー亀山)計画の工場移転が12月に完了した。金型ラックは20t金型にも対応し、360型収納可能と日本唯一の自慢の設備のようです。金型の入出庫スピードアップ、メンテのしやすさなど生産性が大幅に向上する。部品自動ラックは1,180パレットを収納可能で、品質・生産性が向上する。新塗装ラインも導入し、処理能力の確保と性能アップ、原価低減が図れた。
今年はかなり設備投資を行っているようですね。生産効率が上がるのはいいことですが、生産能力が上がったところで金融危機が起き、需要が急減している今の状況は厳しいのではないかな?と感じました。財務内容がそれほど良くないので、より厳しいように感じます。

競争力の源泉でもある開発にも力を入れていて、170人体制で常に業界の一歩先を行く開発を推進している。通常は外注することが多い設備部門も、ノウハウを蓄積するため自社内に持っている。開発費は3年前までは10億円程度だったが、最近は増加し今期は23億円の見込み。芳賀テクニカルセンターに新建屋を増設し、最新の検査機器を備え開発データ集積力と品質検査体制も充実した。
ここで開発したアルミの溶接技術『FSW』は、大量の電気やガスを使用しない環境に優しいECOな技術です。当社の生産技術力で3次元部位まで接合できるようになり、今後大きな可能性がある。環境規制の影響で燃費規制はますます厳しくなり、軽量化を図るためにもアルミ部品の活用、そして当社のコア技術であるハイドロフォームの競争力が生きてくる。部品を軽量化するハイドロフォーム試作機で、低圧・高圧両方式を持っているのはエフテックだけである。当社は両方式を使い分け開発ができる。「ハイドロフォーミング」は、軽量化と優れた鉄のコスト競争力を活用できるので、現在のサブフレームから採用される領域が広がっていき、当社の販売拡大が見込める。

いろいろ技術の説明がありましたが、説明を聞いただけではどんな技術なのかよく分かりませんでした。説明会後に製品を展示しているところで教えてもらいました。
『FSW』は2種類のアルミ部材を繋ぐのに、溶接ではなくてドリルのようなものを高速回転させて、その部分だけアルミを溶かして混ぜ合わせて繋ぐようなイメージでした。
「ハイドロフォーミング」は、鉄パイプおおよその形に曲げてから金型に挟み込み、パイプの中に高圧の水を注入することで金型に押し付けて希望の形にする方法です。樹脂の中空成形のようなイメージでしょうか。
他にも部品を軽量化するための技術紹介がありました。軽量化に力を入れているんですね。

売上・利益について
06年3月期から売上・利益が急増していて、昨年は売上1600億円、経常利益74億円ほどになったが、今期は先日下方修正した通り3%減収、営業利益・経常利益が37%減益、純利益は52%減益となる見込み。
大幅減益となるので配当についても当初見込みから14円減配した。配当性向は12.4%となる見込みで、目標の10%以上となる。株主優待のクオカードは1000円→3000円にアップさせていただく。

当社は早くからグローバル展開をしていて、世界5極供給体制ができている。研究開発にも力を入れており、環境問題や軽量化に役立つ技術を生み出している。これらの技術を生かして、社会に貢献していきたい。将来展望として、『世界に通用する複合機能部品メーカーとして存在を期待される企業となる』を掲げて取り組んでいく。
今まではフレームなどの動かない部品が中心だったが、これからは動く複合部品に力を入れていく。

ここから質疑応答となりました。そしてまたいつもの方が登場です!
今回も質問が長かったです(笑)
(1)グローバル展開は立派だが収益性が低いのではないか?営業利益に比べ経常利益が低いのはなぜか?
→財務体質が弱く有利子負債が多いので、支払利息分経常利益が低くなる。
(2)亀山の投資など設備投資をたくさん行っているが、手元資金で賄えるのか?さらに借り入れが膨らむのではないか?
→確かにすべては手元資金で賄えないので、借り入れも増える。有利子負債の削減は中期計画でも重点的に取り組んでいる。ブラジルやインドにも拠点を作る計画も先送りして、まずは体質改善を優先する。
(梅津取締役からも回答)
営業利益と経常利益の差は、399億円の有利子負債の支払利息のためです。中期計画の最終年度、3年後には負債比率を今の42%から34%に低下させたい。金融危機で厳しい環境ではあるが、利益を積み上げ負債を返済していく。
(3)CBを発行しているが、株価が低迷しているので転換が進まない。このままでは全額償還しなければならないのでは?まだ先のことなので心配ばかりしてもいけないが大丈夫なのか?
→全体としては有利子負債の借換えも必要です。

質問は一人だけでした。来期以降の業績見込みなど聞いてみようかなとも思いましたが、外部環境が厳しすぎてあまり期待できそうにないのでやめました
自動車メーカーはどこも大幅減産という厳しい現状ですので、みなが心配している業績についてもう少し説明があればいいのになと感じました。技術面や海外展開の話が中心でした。先が見通しにくくて説明が難しいのかもしれませんが、中期計画も作っているようですからそのあたりの話をもっと聞きたかったですね。
指標だけを見ると割安ですが、いま発表している業績が達成できるのか自信が持てないですし、来期はさらに厳しくなる可能性もあるので、ちょっと今のタイミングでは投資しにくいですね。昨年・今年と続いた大きな設備投資が、財務面の重荷になるのではないかとも心配になります。
米国のビッグ3がどうなるのか不透明ですし、グローバル展開している自動車部品メーカーにはリスクが大きくて投資しにくいなと感じます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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松風の会社説明会

12月6日に開催された、東京IPO主催 松風の投資家向け会社説明会に行ってきました。松風は、歯科材料や器具を歯科医に販売している会社です。

2008年12月5日の株価 900円
(東証2部・大証2部 7979) 100株単位 3月決算
PER 15.3倍、PBR 0.75倍、配当利回り 2.0%

最近の株価は → ヤフーファイナンス 松風
ホームページは → こちらです♪


PERと配当利回りから見ると割安感は感じませんね。
お土産は、歯間ブラシウインデントでした。
太田社長から説明がありましたが、専務や常務など総勢6名体制で出席していました。質疑応答を充実させるためなのかもしれませんが、6名というのはあまりにも多過ぎですね!半分でも十分だと思います。通常2~3名のケースが多いと思います。コスト意識が若干甘いのかな?とか質疑応答に自信がないのかな?などと感じてしまいます。

松風は今年86年を迎える会社で、89年に歯科界で初めて上場した会社です。昨年には東証2部にも上場した。海外にも積極展開していて、歯科界では世界的に有名な会社のひとつです。世界中に歯科医師は100万人いて、市場規模は20兆円。海外にも生産・販売拠点を展開している。
主要取り扱い製品は人工歯、研削材料、金属類などで、歯科治療の過程で使われている。国内では特約店を通じて歯科医療機関に販売しており、海外では現地販売子会社経由が6割、アジア・オセアニアでは直接各国の代理店経由で販売している。
国内の歯科医の収入は3兆円で、自費診療を除くと2.5兆円(日本全体の医療費は33.4兆円)。世界全体の歯科医の収入は20兆円なので、日本は世界全体の15%を占める大きな市場です。3兆円のうち歯科材料などのメーカー出荷額は1500億円である。
松風のシェアは全体では7.4%であるが、松風の取り扱い製品だけで計算すると11.6%になる。人工歯や研削材料ではトップで、5割前後のシェアを持っている。(2006年暦年の値)

最近の業績動向・今後の見通し
2Qの実績は前年同期に比べ大幅増収増益となった。予想と比べても微増収大幅増益であり好調な業績となった。製品別の売上では、今年の2月にネイル流通大手のネイルラボを子会社化したので、ネイル事業が大幅増収になった。
営業利益では約1億円増益となっているが、変動要因を見ると売上高増加の影響が大きく、ネイルラボ子会社化に伴う販管費の増加を補っている。
通期予想は変更なく増収減益の見込みである。売上は歯科事業の国内、海外、ネイル事業とも好調に推移しており、大幅増収を見込んでいる。営業利益では増収の効果はあるものの、研究開発費や広告宣伝費の増加、統合基幹システムなど戦略的な経費の増加を見込んでおり、前期に比べ9千万円減益となる。
当社への為替の影響は、ドル・ユーロとも減収増益となる。増益になるがどちらも影響は軽微である。
新製品の売上高は15%を目指しているが、残念ながら最近は10%前後で推移している。新製品の中でも粗利益率の高い自社開発品を強化している。
粗利益率の推移を見ると、2005年3月期から上昇傾向にある。これは自社開発新商品の投入や全社的なコストダウンの効果です。今期は横ばいの見込みになっているが、これは利益率の低いネイル事業の影響で、歯科事業のみでは57%と過去最高を目指している。
中期計画では海外売上高30%を目指しており、今期は44.6億円と過去最高の見込み。比率では26%と前年を下回るが、これはネイルラボの売上が国内計上となるためです。
海外の営業利益は、売上が40億円を超えた07/3月期から額・率とも増益に転じています。今期は海外子会社での一時的な経費増加により減益となりますが、収益構造に変化はありません。

中長期戦略
当社を取り巻く事業環境を見てみると、総人口の減少はマイナス要因ですが、潜在患者数の増加、予防進展による残存歯増加により受診機会の増加が期待できる。全身疾患の予防側面からの需要拡大もプラス要因。歯科疾病の変化では、虫歯が減って歯周病が増えている。また、審美歯科の需要拡大など健康保険枠外市場も今後大きく増える。医療費抑制政策の観点からは、医療費抑制効果のある製品・サービスが成長していく。
歯科業界は供給過剰構造で過当競争が進展する懸念もあるが、同様な状況の米国では、定期健診の推進などで受診機会を増やして需給バランスを調整してきた。日本でも同様の流れになると考えている。グローバル化の進展で海外メーカーとの競争も激化しているが、競争の中でレベルアップが図れると考えている。
環境要因への対応としては、高齢者ニーズ/歯周疾患/審美・予防・口腔衛生への対応、海外市場に照準を合わせた製品開発が求められており、具体的には再生歯科医療への挑戦や先進的革新的な高機能製品の開発など国際競争力の強化が求められている。
当社の重点課題としては、国際競争力の強化が課題であり、海外売上高30%、コストダウン20%、新製品売上高15%、営業利益率10%への回復、長期的には15%を目指していく。

競争力の源泉である研究開発については毎年10億円以上を投資しており、今後も積極的な投資を継続していく。
国内事業では、高収益である既存分野のシェアアップを図るとともに、審美、予防、再生医療、歯周病関連などの新規分野にも取り組んでいく。インプラント事業も開始した。
海外事業では、欧米ではシェアアップの余地は大きいと考えており、新製品を改良して投入していきたい。BRICS市場も伸びており、当社の売上も07/3期→08/3期で32%増収となった。今後も積極的に市場拡大に取り組んでいく。特に中国には力を入れていて、生産・販売子会社を設立し販売品目の拡大に取り組んでいる。また、インド、ベトナム市場の開拓に向けた取り組みも開始しました。

ネイル事業
日本のエンドユーザーのネイル市場の規模は1千億円で、ネイリスト3万人、ネイルサロン8千軒となっている。米国の市場規模は1兆円で日本の10倍。ネイルは当社の歯科材料の開発・生産技術が活かせるので参入した。ネイル業界3位の商社ネイルラボを約11億円で子会社化したことにより、
開発(松風)→生産(子会社プロメック)→販売(ネイルラボ)というすみ分けができ、積極的な企業展開を図って行きたい。今期の売上高は17.6億円を目指していく。

配当政策・株主優待
上場以降の平均配当性向は34.6%となっていて、当社は普通配当を一度も下げたことがない。今後も目標配当性向は30%以上を確保し、高い利益を確保できる高収益体制を作って行きたい。
株主優待では薬用歯磨きを提供しているが、当社の製品は歯科医向けが大半でみなさんにお使いいただく商品が少ないので、今後は増やしていきたい。

当社は今後も新製品を投入して海外展開も拡大し、収益性を向上させて企業価値を上げていきたい。

質疑応答
(1)スティールパートナーズとの関係について(事前質問)
→当社の財務内容の良さや収益性の高さなどと株価を判断して購入いただいているのだと考えている。企業価値向上などの提案はあるが、それ以外の働きかけなどは今のところない。
(2)海外でのシェアアップの余地が大きいということだが、競合にはどんな会社があるのか?松風の強みはどんなところか?
→人工歯や研削材などでは知名度があるが、最近力を入れてきた化工品類などでは知名度が低くほとんど採用されていない。マーケティングなどを強化していけば、現状のシェアはほとんど0だが高いシェアを求めることは可能だと考えている。
海外のトップメーカーはデンツプライという会社で売上2200億円、次がダナハーで上位5社は500億円規模の会社です。海外メーカーは単品経営の会社が多いが、そのような会社を買収して大きな会社になっている。当社は人工歯などから少しづつ製品の幅を広げてきた。
(3)海外やネイル事業の利益率は国内の歯科事業に比べて低いが、これらの割合が上がっていくと利益率が低下するのではないか?利益率の向上策についてはどのように考えているのか。
→歯科事業の粗利益率は57%を目指すと説明したが、ネイル事業の粗利益率は4割くらいです。ネイルラボは流通の会社なので粗利益率は低いが、今後会社の体制を整備し体質を強化していくことで、流通の会社でも利益率アップは可能だと考えている。

不況の影響も少なそうで、四季報を見ると過去4年も安定した利益を上げていますが、利益水準は横ばいです。海外展開の拡大やネイル事業の強化で、今後の成長が期待できそうですが、戦略の説明中心で具体的な中期計画がなかったので、どの程度の成長が期待できるのかはっきりしません。財務内容は良さそうですが、具体的な成長率などが見えてこないと現状のPERでは評価が難しいな~と感じました。5倍程度の会社がたくさんある中で15倍というのは割高に感じてしまいます。スティールパートナーズは現状の株価をどう判断しているのでしょうか。気になりますね。
まずはネイル事業の利益率を向上させることができるのかに注目してみたいですね

最後までお読みいただきありがとうございました。
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インテリジェント ウェイブの会社説明会

12月6日に開催された、東京IPO主催 インテリジェント ウェイブの投資家向け会社説明会に行ってきました。インテリジェントウエイブは、クレジットカード決済システムを中心としたパッケージソフト開発会社です。
名前は聞いたことがあるような気がしますが、どんな仕事をしている会社なのかは初めて知りました。

2008年12月5日の株価 14,830円
(JASDAQ 4847) 1株単位 6月決算
PER 11.4倍、PBR 0.93倍、配当利回り 3.37%

最近の株価は → ヤフーファイナンス インテリジェント ウェイブ
ホームページは → こちらです♪


PBRは1倍を切っていますがPERは11倍で、現状では指標面から見るとそれほど割安という感じはしませんね。
3社合同の会社説明会なので、個別のお土産はありませんでした。

山本社長から説明があり、白杉取締役、藤沢経営企画室次長も同席していました。
クレジットカードシステム事業、システムソリューション事業、セキュリティシステム事業が3本柱。
今年25年目の会社ですが、クレジットカード決済システムは20数年の歴史があり、ハード・ソフト含めて提供している。国内の業界シェア約7割だそうです。圧倒的トップなんですね!

クレジットカードの不正利用は2001年がピークだったが150億円位の被害があった。この対策として犯罪先進国の米国から対策ソフトを購入していたが、きめ細かい対応などがなくて当社のシステムを採用する顧客が増えた。被害額はカード会社の損失になるので、どうやって減らすか努力している。
個人情報保護が法制化されてからは、カード会社などの顧客からどうやって対応すればいいか相談が増え、内部情報漏洩対策システムCWATを開発した。顧客の要望に応じて事業領域を広げてきた。
当社のビジネスコンセプトは、犯罪を防止していこうというソフトウェアを開発していく。偽造カードの利用対策やカード不正利用対策については日々研究しており、システムも進化している。
当社はクレジットカード決済認証システムからスタートし、事業領域を広げ2001年には基盤が確立できたのでJASDAQに上場した。CWATは全業種向けの商品なので、代理店経由で販売している。
決済システムと同じように、24時間止まっては困るシステムとして、証券ディーリング/トレーディングシステムFACEを開発している。来年夏に提供開始予定。
過去10年の売上を見ると増減が大きいが、傾向としては増加し10年前の倍近い売上になっている。
セグメント別の売上を見ると今期のカードビジネスは、貸し金業問題などで売上が落ち込む。カード不正利用分野は堅調な伸びを見込んでいる。CWAT事業は04年6月期から始めたが、06年に個人情報保護の特需が発生し、17億円まで増えた。その後は反動で減っているが、今期は製造業での漏洩対策が増えてきて、注文が増えてきている。
インテリジェント ウェイブは業界シェア70%とカード業界では知名度が高い会社で、優良顧客を抱えている。実績も20年超あり、実績と信頼を蓄積してきており、自社パッケージベースの開発なので粗利率も35%と高い。有利子負債も0で安定した財務基盤を持っている。

クレジットカード決済市場は基本的に拡大基調が続くが、ここ1~2年は改正貸金業法、改正割賦販売法の影響で、投資抑制の影響が出てくると考えている。3年目以降には規制が緩んできて、投資が復活してくるのではないかと考えている。
情報セキュリティ市場は景気に関係なく対策をしないといけないので、一番伸びており当社としても力を入れていく。市場規模は欧米が大きくて、日本は世界の15%程度に過ぎない。欧米の市場に基盤を作っていかないといけないので、4年ぐらいチャレンジして苦労はしているがもう一度立て直していく。
03年9月の発売開始から5年でトライアル社数役1000社、受注社数600社で、金融以外の業種でも導入が進んでいる。早く1000社の受注を達成したいので、トライアルから採用につなげたい。
国内では少子化などもあり成長に限界があるので、海外展開に力を入れていく。香港、マレーシア、タイの日系カード会社では採用された。11月にタイの現地金融機関から引き合いがあり提案活動中。これが決まれば大きな打開となるが、競合もあるので現在コンペ中。

今期の業績予想
1Q業績はほぼ計画通りに進捗している。売上高は前年同期に11億円くらいの大型案件があったので減収になっている。粗利率については、大型案件が低粗利率だったので、1Qは大幅に改善し通常レベルに戻った。販管費率が大幅に上昇しているが、コストダウンはしているものの売上の減少と研究開発強化の影響である。今後2年くらいは受注が減少するのではないかと考えているが、この間に次の製品基盤を強化しなければいけない。そのため技術的な研究開発にお金を使っていきたい。販管費率が大幅に上がっているが中身は変わってきている。
中間期についても、今のところ金融危機の影響はあまりないので、計画通りに行くのではないかと考えている。しかし大手企業では下期以降予算が止められてきているので、1月以降については予断を許さないのではないかなと思っている。ただ、金融系については落込みを考慮して予算を組んでいるのでそれほど問題ない。製造業系についてはどの程度落ち込むか予想が難しいが、セキュリティ関係については大きな予算カットをしない可能性が強いので、影響0とは言えないがそれほど大きな落込みにはならないと思う。
研究開発については当初計画通り積極的に進めている。東証の次世代システムに対応した市況情報配信システム開発と、CWATバージョン4開発を進めている。CWATはグローバル企業に向けて多国語対応などを織り込んでいる。来週くらいから発売予定。
大日本印刷によるTOBは不成立に終わったが、シナジー効果が発揮できる会社なので引き続き業務提携を継続し、共同取り組みを強化している。両者の製品を組み合わせて、クレディセゾンの大阪コールセンターに採用された。このシステムを広げていきたい。フランスの展示会にも共同で出展している。
通期についてもでこぼこはあるがほぼ予定通りにいく見込み。

中期計画
カード向け事業については業法改正や顧客企業の業績悪化で、今期・来期は一時的にスローダウンすると見込んでいるが、11年6月期からは市場も正常化し回復を見込んでいる。
セキュリティ事業については当社の思い入れほど採用が進んでいないので、中期計画では保守的に見ている。その他の部分については長く事業を行っており、顧客の状況なども分かっているので、それほど誤差は発生しないと思っている。セキュリティ事業は海外でも力を入れているが、まだ不透明なので中期計画には入れていない。

株主還元については、安定的な配当を行う考えで、豊富な内部留保については研究開発に回して行きたい。国内の市場だけでは成長に限界があるので、海外展開が当社の次の大きな課題である。ここ4年ほどチャレンジしてきたがまだまだ大きな数字にはなっていない。今後の3ヵ年できちっと上乗せできるよう努力していきたい。

質疑応答
(1)~(5)は事前に寄せられた質問でした。

(1)カード事業の将来性は?
→日本の法律改正は行き過ぎていると思うので、数年後には世界標準並みに見直されてくる。その間2年ほどは厳しいと思うが、その後は回復する。カード使用率は12%ほどと米国の半分だが、病院でも使えるようになったり年金もカードで払えるようになるなど、カード使用率はまだまだ上がっていく。
(2)今期の予想は減収増益になっているがなぜか?
→過去2~3年は海外での特損が発生したため最終利益が低かった。コストダウンなども進め特損も出し切ったと思うので、今期の純利益が伸びる見込みである。
(3)今期の業績の達成確度について
→2Qまでは順調にいくと思うが、1月以降は製造業向けのセキュリティ商品の販売が不明確な面があるので、数%は下回る可能性もある。コストダウンを進めたり新たなマーケティングに取り組んだりして目標達成を目指す。
(4)株主優待や経営理念について
→株主優待ではウィルスチェイサーというソフトを提供しているが、1.5万人ほどの株主のうち2千~3千人しか使ってもらっていない。株主優待は続けていくつもりだが内容については社内でも検討している。
経営理念については、顧客企業の役に立つような商品を協力して開発し、海外にも積極的に展開していきたい。
(5)自社株買いなどの株主還元策について
→株主還元は安定的な配当を考えており、自社株買いは考えていない。
(6)人材育成について
→私が社長になってから人事制度の改善などに取り組み、海外展開も進めてきた。ようやく7月から人事制度も新しくなり処遇も変わってくる。年功序列的な部分を減らし技術力などの指針を達成すると高くなるようになった。
社歴が長い会社なので今いる人材をグローバル化するのは無理。対応策として3年前から米国の大学卒業の日本人を採用したり、来年採用の新卒者9名のうち6名は日本国籍以外になっているなど新しい血を導入して会社を変えていく。
日本製だから売れないではなくて、初めから海外で売れる商品を作っていく。

説明を聞いてカード決済システムではシェアが7割など業界では有名な会社だったんですね。ただ海外展開がうまく行かずに利益面では低迷しています。海外展開は大きな課題として取り組んでいますが、まだ時間がかかりそうです。一方カード事業は2年ほどは低迷すると説明もありましたし、カード会社自体が大手銀行系など中心に集約の方向にあると思うので、業績的にどのような影響があるのか不透明に感じます。セキュリティ系の設備投資はそれほど影響ないだろうとの説明ですが、システム導入は止まらなくても、価格面では厳しい交渉になるのではないでしょうか?大手製造業のコストダウンの厳しさは相当なものだと感じます。
TOBの失敗で株価も大きく乱高下しているので、再度TOBでも発表しない限り、当面大きな上昇は難しいかもしれません。有利子負債0で特損も出尽くしたということなので、財務面は安心ですね!

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