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インテリジェント ウェイブの会社説明会

12月6日に開催された、東京IPO主催 インテリジェント ウェイブの投資家向け会社説明会に行ってきました。インテリジェントウエイブは、クレジットカード決済システムを中心としたパッケージソフト開発会社です。
名前は聞いたことがあるような気がしますが、どんな仕事をしている会社なのかは初めて知りました。

2008年12月5日の株価 14,830円
(JASDAQ 4847) 1株単位 6月決算
PER 11.4倍、PBR 0.93倍、配当利回り 3.37%

最近の株価は → ヤフーファイナンス インテリジェント ウェイブ
ホームページは → こちらです♪


PBRは1倍を切っていますがPERは11倍で、現状では指標面から見るとそれほど割安という感じはしませんね。
3社合同の会社説明会なので、個別のお土産はありませんでした。

山本社長から説明があり、白杉取締役、藤沢経営企画室次長も同席していました。
クレジットカードシステム事業、システムソリューション事業、セキュリティシステム事業が3本柱。
今年25年目の会社ですが、クレジットカード決済システムは20数年の歴史があり、ハード・ソフト含めて提供している。国内の業界シェア約7割だそうです。圧倒的トップなんですね!

クレジットカードの不正利用は2001年がピークだったが150億円位の被害があった。この対策として犯罪先進国の米国から対策ソフトを購入していたが、きめ細かい対応などがなくて当社のシステムを採用する顧客が増えた。被害額はカード会社の損失になるので、どうやって減らすか努力している。
個人情報保護が法制化されてからは、カード会社などの顧客からどうやって対応すればいいか相談が増え、内部情報漏洩対策システムCWATを開発した。顧客の要望に応じて事業領域を広げてきた。
当社のビジネスコンセプトは、犯罪を防止していこうというソフトウェアを開発していく。偽造カードの利用対策やカード不正利用対策については日々研究しており、システムも進化している。
当社はクレジットカード決済認証システムからスタートし、事業領域を広げ2001年には基盤が確立できたのでJASDAQに上場した。CWATは全業種向けの商品なので、代理店経由で販売している。
決済システムと同じように、24時間止まっては困るシステムとして、証券ディーリング/トレーディングシステムFACEを開発している。来年夏に提供開始予定。
過去10年の売上を見ると増減が大きいが、傾向としては増加し10年前の倍近い売上になっている。
セグメント別の売上を見ると今期のカードビジネスは、貸し金業問題などで売上が落ち込む。カード不正利用分野は堅調な伸びを見込んでいる。CWAT事業は04年6月期から始めたが、06年に個人情報保護の特需が発生し、17億円まで増えた。その後は反動で減っているが、今期は製造業での漏洩対策が増えてきて、注文が増えてきている。
インテリジェント ウェイブは業界シェア70%とカード業界では知名度が高い会社で、優良顧客を抱えている。実績も20年超あり、実績と信頼を蓄積してきており、自社パッケージベースの開発なので粗利率も35%と高い。有利子負債も0で安定した財務基盤を持っている。

クレジットカード決済市場は基本的に拡大基調が続くが、ここ1~2年は改正貸金業法、改正割賦販売法の影響で、投資抑制の影響が出てくると考えている。3年目以降には規制が緩んできて、投資が復活してくるのではないかと考えている。
情報セキュリティ市場は景気に関係なく対策をしないといけないので、一番伸びており当社としても力を入れていく。市場規模は欧米が大きくて、日本は世界の15%程度に過ぎない。欧米の市場に基盤を作っていかないといけないので、4年ぐらいチャレンジして苦労はしているがもう一度立て直していく。
03年9月の発売開始から5年でトライアル社数役1000社、受注社数600社で、金融以外の業種でも導入が進んでいる。早く1000社の受注を達成したいので、トライアルから採用につなげたい。
国内では少子化などもあり成長に限界があるので、海外展開に力を入れていく。香港、マレーシア、タイの日系カード会社では採用された。11月にタイの現地金融機関から引き合いがあり提案活動中。これが決まれば大きな打開となるが、競合もあるので現在コンペ中。

今期の業績予想
1Q業績はほぼ計画通りに進捗している。売上高は前年同期に11億円くらいの大型案件があったので減収になっている。粗利率については、大型案件が低粗利率だったので、1Qは大幅に改善し通常レベルに戻った。販管費率が大幅に上昇しているが、コストダウンはしているものの売上の減少と研究開発強化の影響である。今後2年くらいは受注が減少するのではないかと考えているが、この間に次の製品基盤を強化しなければいけない。そのため技術的な研究開発にお金を使っていきたい。販管費率が大幅に上がっているが中身は変わってきている。
中間期についても、今のところ金融危機の影響はあまりないので、計画通りに行くのではないかと考えている。しかし大手企業では下期以降予算が止められてきているので、1月以降については予断を許さないのではないかなと思っている。ただ、金融系については落込みを考慮して予算を組んでいるのでそれほど問題ない。製造業系についてはどの程度落ち込むか予想が難しいが、セキュリティ関係については大きな予算カットをしない可能性が強いので、影響0とは言えないがそれほど大きな落込みにはならないと思う。
研究開発については当初計画通り積極的に進めている。東証の次世代システムに対応した市況情報配信システム開発と、CWATバージョン4開発を進めている。CWATはグローバル企業に向けて多国語対応などを織り込んでいる。来週くらいから発売予定。
大日本印刷によるTOBは不成立に終わったが、シナジー効果が発揮できる会社なので引き続き業務提携を継続し、共同取り組みを強化している。両者の製品を組み合わせて、クレディセゾンの大阪コールセンターに採用された。このシステムを広げていきたい。フランスの展示会にも共同で出展している。
通期についてもでこぼこはあるがほぼ予定通りにいく見込み。

中期計画
カード向け事業については業法改正や顧客企業の業績悪化で、今期・来期は一時的にスローダウンすると見込んでいるが、11年6月期からは市場も正常化し回復を見込んでいる。
セキュリティ事業については当社の思い入れほど採用が進んでいないので、中期計画では保守的に見ている。その他の部分については長く事業を行っており、顧客の状況なども分かっているので、それほど誤差は発生しないと思っている。セキュリティ事業は海外でも力を入れているが、まだ不透明なので中期計画には入れていない。

株主還元については、安定的な配当を行う考えで、豊富な内部留保については研究開発に回して行きたい。国内の市場だけでは成長に限界があるので、海外展開が当社の次の大きな課題である。ここ4年ほどチャレンジしてきたがまだまだ大きな数字にはなっていない。今後の3ヵ年できちっと上乗せできるよう努力していきたい。

質疑応答
(1)~(5)は事前に寄せられた質問でした。

(1)カード事業の将来性は?
→日本の法律改正は行き過ぎていると思うので、数年後には世界標準並みに見直されてくる。その間2年ほどは厳しいと思うが、その後は回復する。カード使用率は12%ほどと米国の半分だが、病院でも使えるようになったり年金もカードで払えるようになるなど、カード使用率はまだまだ上がっていく。
(2)今期の予想は減収増益になっているがなぜか?
→過去2~3年は海外での特損が発生したため最終利益が低かった。コストダウンなども進め特損も出し切ったと思うので、今期の純利益が伸びる見込みである。
(3)今期の業績の達成確度について
→2Qまでは順調にいくと思うが、1月以降は製造業向けのセキュリティ商品の販売が不明確な面があるので、数%は下回る可能性もある。コストダウンを進めたり新たなマーケティングに取り組んだりして目標達成を目指す。
(4)株主優待や経営理念について
→株主優待ではウィルスチェイサーというソフトを提供しているが、1.5万人ほどの株主のうち2千~3千人しか使ってもらっていない。株主優待は続けていくつもりだが内容については社内でも検討している。
経営理念については、顧客企業の役に立つような商品を協力して開発し、海外にも積極的に展開していきたい。
(5)自社株買いなどの株主還元策について
→株主還元は安定的な配当を考えており、自社株買いは考えていない。
(6)人材育成について
→私が社長になってから人事制度の改善などに取り組み、海外展開も進めてきた。ようやく7月から人事制度も新しくなり処遇も変わってくる。年功序列的な部分を減らし技術力などの指針を達成すると高くなるようになった。
社歴が長い会社なので今いる人材をグローバル化するのは無理。対応策として3年前から米国の大学卒業の日本人を採用したり、来年採用の新卒者9名のうち6名は日本国籍以外になっているなど新しい血を導入して会社を変えていく。
日本製だから売れないではなくて、初めから海外で売れる商品を作っていく。

説明を聞いてカード決済システムではシェアが7割など業界では有名な会社だったんですね。ただ海外展開がうまく行かずに利益面では低迷しています。海外展開は大きな課題として取り組んでいますが、まだ時間がかかりそうです。一方カード事業は2年ほどは低迷すると説明もありましたし、カード会社自体が大手銀行系など中心に集約の方向にあると思うので、業績的にどのような影響があるのか不透明に感じます。セキュリティ系の設備投資はそれほど影響ないだろうとの説明ですが、システム導入は止まらなくても、価格面では厳しい交渉になるのではないでしょうか?大手製造業のコストダウンの厳しさは相当なものだと感じます。
TOBの失敗で株価も大きく乱高下しているので、再度TOBでも発表しない限り、当面大きな上昇は難しいかもしれません。有利子負債0で特損も出尽くしたということなので、財務面は安心ですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。
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