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特殊電極の会社説明会に行ってきました

12月13日に開催された、大和IR主催 特殊電極の投資家向け会社説明会に行ってきました。特殊電極は、特殊溶接材料の製造販売、メンテナンスを中心とした工事施工も行う会社です。今まで社名も聞いたことがなく、今回の説明会に参加して初めて知りました。

2008年12月12日の株価 148円
(JASDAQ 3437) 1000株単位 3月決算
PER 3.3倍、PBR 0.36倍、配当利回り 4.7%
株主資本比率 45.2%、配当性向目標 安定配当 今期は16%

最近の株価は → ヤフーファイナンス 特殊電極
ホームページは → こちらです♪


3437.jpg
株価指標面から見ると割安感を感じますね。株価は一時的な急騰時を除き300円前後で推移していましたが、10月以降は150円前後で推移しています。

3437s.jpg
皆川社長から説明がありました。他に1名、PC操作に1名で合計3名体制でした。
2006年6月に上場させていただいた。社名の由来は、当初特殊な電極を製造していたので特殊電極とさせていただいた。JASDAQ市場ですが、1933年創業の歴史ある会社なんですね!
事業所は会社規模の割にたくさんの事業所を全国に展開している。これは当社の事業戦略である顧客への直接販売体制を取るため、そして顧客のニーズに迅速に対応するためです。6ヵ所ある構内工場というのは、新日鉄とJFEの製鉄所内に当社の溶接施工工場を置かせていただき、各製鉄のメンテナンス工事を担当している。これら構内工場は顧客密着度が高く、当社の戦略拠点となっている。
1957年からの売上高推移を見ると、景気循環の影響を受けながらも右肩上がりで成長を続けてきた。
当社は、特殊鋼・非鉄金属系の特殊溶接分野に特化し、幅広い産業界が必要とする耐摩耗性と耐熱性・耐腐食性の高い肉盛溶接技術をコア技術に溶接材料から溶接工事施工まで総合的に事業を展開している。
売上の60%を占めている工事施工は、同様の事業を手がけている溶接材料メーカーの中では、約50%とトップシェアを占めている。需要分野は、製鉄所、自動車などあらゆる産業の設備メンテナンスが主な市場である。一例として、軸受の内面にホワイトメタルという金属を肉盛溶接している。この金属は焼付が少なくて軸受の内面に使われるが、これを肉盛溶接する技術は当社のみが有している。

溶接材料については、およそ1500種類を品揃えしている。溶接材料には一般用と特殊用があり、大半は一般用が占めている。全体でのシェアは1.6%だが、特殊用のサブマージアーク溶接用フラックス入りワイヤ分野では50.8%とトップシェア、硬化肉盛用アーク溶接棒では18.9%でシェア3位と高いシェアを持っている。

トッププレートは当社の商標ですが、通常は耐磨耗ライナーと呼ばれている。この構造は、普通の鉄板の表面に特殊な方法で非常に硬い耐摩耗用金属を肉盛溶接したものです。普通の鉄板の柔らかい性質と、大変硬くて磨耗に強い性質を併せ持っているが、当社独自の技術により切ったり曲げたり接合したりすることができるので、各種の部品に加工することができる。磨耗の激しい部分に使うと、普通の10~30倍に寿命を伸ばすことができる。トッププレートの市場には10社前後が参入しているが、当社のシェアは24.2%とトップです。使いやすさと性能において、大変高い評価を頂いている。

その他の事業としてはD&H商品がある。溶接ロボットの消耗部品の一つですが、当社独自の素材で製造し、従来品の約2倍の寿命とした。これによりロボットの連続運転時間を大幅に伸ばすことができ、工場の能率アップに大きく貢献する商品です。
他にも環境関連装置を手がけており、脱臭装置や強制冷却装置を製造している。これらはトヨタ自動車との共同研究により開発し、750万円する装置ですが昨年来50台を販売した。

当社のビジネスモデルは、3600社の顧客に対し当社の営業員が日々営業活動を展開している。そして顧客との直接取引きを通じてニーズを随時汲み取り、これを研究開発部門や工事施工部門にインプットし、ここで解決策を見出して顧客に提案という形でフィードバックしている。
当社だけでは解決できない問題については、顧客との共同研究を積極的に進めている。
当社のように溶接研究所を持ち、溶接材料の製造技術、溶接装置の製造技術まで兼ね備えている溶接施工会社はほとんどなく、貴重な存在となっている。これが顧客からの大きな技術的信頼を得る要因の一つともなっており、当社の強みとなっている。多くの大手メーカーと取引をしている。

業績推移と配当方針
過去5年間の売上は順調に増加している。今期の経常利益・純利益は減益を見込んでいる。これは前期及び今期に設備投資を行っており、その減価償却費6,800万円を見込んでいるためです。
配当方針は、安定した配当を継続して実施することを基本としている。この方針に基づき今期の配当は7円を予定している。

今後の展開
当社は景気に左右されない経営基盤の確立を大目標としている。それを実現するために6項目を進めているが、その中でも研究開発の推進による技術的な優位性の確保に最も力を入れている。独自研究に加え顧客との共同研究にも力を入れていて、当地区ではトヨタ自動車、東邦ガス、中部電力、大同特殊鋼などと共同研究を行っている。
当社の今後の成長の大きな原資となる技術は、コア技術(表面改質溶接技術)の活用による新規事業の創造であると考えており、将来が楽しみなアイテムが含まれている。

その1つとして、東邦ガスと共同開発している、SOFC(固体酸化物型)燃料電池の心臓部とも言うべきインターコネクタに、当社の白山研究所で開発した技術を施し、その効率・製造コストなどが格段に改善されることが確認できた。そこで東邦ガスと共同特許として出願した。一般家庭用の燃料電池として最も期待されている。送電ロスがないことや、発電時に発生する熱も利用できるので、地球環境に優しい次世代型燃料電池として期待されている。将来、皆様のご家庭に当社の技術を使った燃料電池が広く使われることを夢見ている。

他にもエアバッグ用脱臭装置や産業向け脱臭装置も開発している。産業向け脱臭装置は特に鋳造工場より発生する臭気の除去装置で、水に臭気を吸着させ電気分解を利用して脱臭しており、トヨタと共同で特許を出願した。この他にも特徴のある環境関連技術に注力しており、今後もこの分野の発展飛躍を図っていく。今後もご支援いただきますよう宜しくお願い致します。

質疑応答は大和IRのアナリストからと、会場からの2本立てです。
アナリストからの質問
(1)溶接材料と工事の両方を手がけるシナジー効果にはどのようなものがあるのか
→溶接材料を作り、その材料を使って溶接工事という施工も行うので、商品の評価を行うことができ、改善や商品開発に効果的です。両方を手がけていることで、顧客の様々なニーズへの対応がスムーズにできる。これがお客様からも重宝な業者として評価されている。
(2)施工の効率化についての取り組み
→我々の溶接施工はメンテナンスが主体で、日々いろんなケースが出てくるので自動化は難しい。さまざまなケースに対応する中でその経験を自社の溶接装置の開発に生かすことができ、その改善された装置によりまた様々な要望に対応できるようになる。そのような中で社員も複数の仕事をこなせるようになり、1人で最大8台の異なる機械を同時に操作することができる人も出てきて、効率化につながっている。
(3)鉄鋼大手が減産しているがこの影響はどうなのか
→当然我々の仕事にも影響があり、仕事量の減少が考えられる。ただメンテナンスが中心なので、生産減に直結した落込みは今までも経験したことがない。しかしながら顧客からは、設備の性能アップやいろんな面での改善を厳しく要求されるだろうと覚悟している。対応するための投資等を考えている。
会場からの質問
(4)配当利回りは魅力的だが、株主優待は考えていないのか
→よく質問をいただくが、当社としてはできるだけ高い配当を実施することで株主に還元する方針で、その他の株主還元策は考えていない。
(5)日の出マークrogo.jpgの由来は?
→創業社長の好みではないか。なぜこのマークになったかは聞いていない。
(6)トッププレート分野ではシェア1位だがこの要因は?
→性能においてもけっして他社に引けを取らないと自負しているし、品揃えも抜きん出ている。営業力についても、SEが日々直接お客様に接して問題解決提案を行っており、これらによりトップシェアを維持できている。
(7)円高の業績への影響は
→輸出はわずかで1%に満たない。溶接材料の原材料については、商社を通じて輸入しているので、円高は当社にとってはプラスに働く。
(8)御社の燃料電池が市場で販売されるのかいつ頃か?また自動車産業への展開はないのか
→燃料電池は国の政策で進められており、早ければ2011年には実用化という話もあるが、我々の燃料電池が採用されるかはまだ分からない。自動車産業への直接の参入はないが、先ほど説明した環境関連や製造設備のメンテナンス、パーツの製造などの取引があり、深いお付き合いを頂いている。
(9)溶接にはどんな資格が必要なのか。有資格者はどの位いるのか。
→(専務から回答)溶接関係の資格は、日本溶接協会の認証になり100種類以上の資格がある。当社の有資格者数は75名で、当社社員の1/3が持っていることになる。複数の資格を持っている社員もいるので、全体では187件の資格を保有している。
(10)海外への事業進出について
→現在のところ具体的には考えていない。ただボーダレスになっていくので、いずれはそうなると予想している。その場合、直接単独で出て行くのか、大手の会社と一緒に出て行くのかがあるが、たぶん一緒に出て行く形になると思う。

JASDAQ上場のマイナーな感じの会社で、説明を聞くまで知りませんでした。説明を聞いて、特殊溶接分野では技術力もあり、知名度もある会社のようです。溶接には詳しくないですが、鉄板の表面に耐摩耗性のある合金などを溶接するというのは、需要が多そうに感じます。株価も割安ですし、溶接材料と溶接工事の両方を手がけるビジネスモデルも面白そうだなと感じました。
しかし、この会社は一般的には知名度が低いと思うので、株主や出来高が少なく取引はしにくいですね。また、過去の売上を見ると大きな波があり、景気変動の影響を大きく受けているようです。今後景気後退が見込まれる中で、今が投資タイミングなのかは難しいところですね。
質問でもありましたが、主要取引先である鉄鋼の減産、トヨタ自動車の設備投資大幅見直しなど、来年以降特殊電極を取り巻く環境も厳しくなることが予想されます。
財務内容は良好で借入金も現預金の範囲内なので安心ですが、有価証券の売買が比較的多いのが気になりますね。内容にもよりますが今後評価損などが出てくると、なぜ無駄な運用をしているのか疑問に感じてしまいますね。2Q決算までは評価損は出ていないようなので、比較的安全な商品なのかもしれませんが、本業以外で特損を出すくらいなら配当などで還元して欲しいものです。
事業内容はおもしろいが事業環境が不透明なので、少し様子見という感じです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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