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USSの会社説明会に行ってきました

12月13日に開催された、大和IR主催 USSの投資家向け会社説明会に行ってきました。USSは、中古車オークション会場を全国で展開する会社です。

2008年12月12日の株価 4,850円
(東証1部 4732) 10株単位 3月決算
PER 9.7倍、PBR 1.30倍、配当利回り 3.4%
株主資本比率 82.1%、配当性向目標 30% 将来は40%

最近の株価は → ヤフーファイナンス USS
ホームページは → こちらです♪


4732.jpg

株価指標を見ると若干割安な程度ですね。財務内容が良くて増配にも積極的なので、あまり下がらないのでしょうか。

安藤社長から説明がありました。他に2名、PC操作に3名で合計6名体制でした。最初に10分ほど会社説明DVDを流してから説明が始まりました。
中古車オークション会場を全国に18ヵ所展開している。過去10年間増収増益を目指しており、9年前と比べると売上が約4.6倍、経常利益は4.8倍に成長している。経常利益率は、中古車買取事業やリサイクルなどに多角化してきたため若干低下しているが、それでも40%程度を確保している。
連結経常利益率40%前後という高収益体質を維持し、自己資本比率を高め財務な財務体質を作り上げてきた。株主還元については連結配当性向30%を実現し、将来的には40%を目指しています。自己株式の取得に関しても、設備投資などの資金需要を見ながら余剰資金があれば取得を検討しており、今期も9月までに47.5万株、35億円分を取得し、10/29~12/22の期間で100万株、60億円分の取得を発表している。金融不安で株価の動きは不透明な状況ですが、当社の高収益体質、良好な財務内容、積極的な株主還元、そして成長性をご理解いただけるとありがたい。
他社との比較をしてみると、上場会社の市場・サービス部門では営業利益ランキング13位、日経新聞の07年度営業利益率ランキングでは9位と高い位置にランクされている。

昭和57年8月に第1回のオークションを行ったが、255台の車が集まった。手ゼリでは1日に400台が限界なので、いち早くコンピューターの導入を行ったが、オープンに間に合わず2ヵ月間は手ゼリでオークションを行った。そんなオークション会場が現在は同時に6レーン、1台当たりの競り時間約20秒という最新鋭の設備になっている。各席にはPCが設置され、車の状況などを確認できる。
このようなオークション会場が全国に130会場ほどある。オークション業界では早朝から会員さんが来るので、当社では朝食サービスを行っている。昼食も11時~14時位まで7種類のメニューを提供している。東京会場は1日1.8万台のオークションを行っているので10時過ぎまでかかるので、夜食のサービスも行っている。すべて無料です。最近はイスラム圏の会員も増えているので、対応した食事も用意している。また礼拝堂も全オークション会場に作っている。

オークションの仕組み
オークションに出品すると8千円の出品手数料をいただき、落札されるとさらに8千円の成約手数料をいただく。落札店からは7千円の落札手数料をいただく。1台車が落札されると2.3万円が私たち会場に手数料として入ってくる。あくまで取引の場を提供する仲介のみで収益の源となっている。
新車販売が好調になると中古市場も活性化し、下取りした中古車がオークション会場に持ち込まれる。一方不景気になると、たくさん在庫車を抱えている中古車センターが在庫整理のためオークション会場に持ち込み、換金して新たに売れ筋の車を仕入れたりする。北海道では冬場は展示車を間引きするため、オークション会場に持ち込む需要もある。

USSには自前で開発した外部落札システムが、衛星とインターネットの2種類ある。自社の会場だけでなく提携会場も繋いでいるので、オートオークション市場の約50%をリアルタイム中継している。衛星ネットワーク会員数は5,300社、年間45万台の落札、インターネットは会員数約2万社、25万台の落札となっている。外部落札の割合が40%程度になっている。
これらを利用すると会場まで来なくてもいいので交通費などのメリットがあり、落札手数料は会場より高めに設定している。衛星ネットワークは導入コストも高いので落札手数料は1万円、インターネットは1.5万円となっている。

USSグループのシェアは34.8%(H20年1~6月)まで伸ばすことができた。中古車流通数842万台中300万台程度なので、まだ伸ばすことができる。当社の戦略は地域No1会場だが、地域別のシェアを見ると近畿地区以外は地区No1を達成している。近畿地区でもNo1になれるよう力を入れていく。最近は陸送コストも上昇しており、会員も近くの会場で売買する傾向が強まっている。5台積みのキャリアカーの運賃は名古屋→東京が1.5万円、大阪→東京が1.8万円となっている。

リユース車オークションは、今まで廃車になっていたような発売後10年くらい経った古い車のオークションです。日本では年間400万台ほどの車が廃車になり解体処分されているが、中にはまだ乗れる車もあるので、なんとか再活用できる道はないかと考え、これらの車のオークションコーナーを作ってみた。これが非常にヒットした。輸出業者さんにとってはまだまだ世界で活用できる車ということで、大変な人気になった。今年の解体台数はかなり減ってきていると思う。
次にリサイクル事業について説明する。リユース車のオークションでも落札されなかった車は、5年前に作った子会社のアビヅでリサイクル処理している。月3000台の処理能力があるが、リユース車オークションが好調なので1500台ほどしか集まらない。現状は名鉄のパノラマカーを解体したり、大手の家電メーカーとのタイアップして洗濯機、冷蔵庫などの家電製品の解体も行っている。USS東洋では廃タイヤなどのゴムのリサイクルを行っている。

経営成績と株主還元
2Qの業績は増収増益を達成できたが、通期の見込みである売上高727億円、経常利益285億円を達成するには、若干いま輸出等々いろんな関連から厳しい状況になっているが、全社をあげて達成に取り組んでいる。
配当については先ほど説明しましたが、今期は20円増配の165円を予定している。近い将来には連結配当性向40%を目指す。
資本効率の改善を図るため自社株買いにも取り組んでいく。
株主優待ですが、100株以上保有の株主に年2回希望の商品を選べるグルメギフトを贈呈している。名古屋三越からご案内している。

質疑応答は大和IRのアナリストからと、会場からの2本立てです。
アナリストからの質問
(1)新車販売が大幅減になったり、オークションの成約率が落ちたりしているが、金融危機も含めてどんな影響が出ているのか?
→2兆円も儲けていたトヨタが赤字になるのではないかと言われるほど環境が激変しているが、中古車出品台数は今まで廃車になっていたリユース車も取り扱うようになるなど拡大しており、昨年は842万台と大きな台数を取り扱うことができた。USSも出品台数を伸ばしてきた。今期は900万台を超えるのではないかという速報が流れている。当初は830万台くらいかなと考えていたが、リユース車が一気に増え900万台を超えそうな状況である。我々に直接的な影響はないが、影響があるのは円高である。昨年・今年と輸出が伸び、特にロシア向けの輸出は群を抜いて増加した。今まで輸出先No1はニュージーランドだったが、今はロシアが圧倒的1位である。しかし下期に入ってからいろんな噂が流れている。ロシアが中古車の輸入関税を上げるのではとか、右ハンドルを禁止にするとか、年式の古い車は入れないなど言われていて、急激な円高と相まってロシア向けバイヤーが買い控えており、オークション会場でも外国人バイヤーが急激に減っている。ただ、当社で扱っているのは900万台のうちの1/3であり、まだ3倍のマーケットがあるので伸ばしていけると考えている。
新車販売が好調な時は2~3年で中古車になるが、今は5年乗る人が増えている。2~3年落ちの高年式車、走行距離が少ない車といういい中古車が減ってきており、いい車はオークションでも取り合いになり高い値段がつく。一方よくある車は投売り状態になっている。そんなことから全体の成約率を20%ほど押し下げている。USSは成約率トップを維持しているが、他社会場では成約率が30%台に落ちているところもたくさん見受けられる。出品も大事だがいかにたくさんバイヤーを集めるか、どんなサービスを提供すればいいのか知恵を絞っている。購入台数に応じてプレゼントをするなど色々なイベントを行い、少しでも成約率が向上するよう取り組んでいる。また、会場になかなか足を運んでいただいていないバイヤーを訪問して話を伺いながら会場に誘致していきたい。
会場からの質問
(2)中古車オークションを始めた経緯は?
→オークション業界には、各都道府県に1つづつある組合系(JU愛知など)、USSのような企業系、トヨタ・日産などのメーカー系の3つがある。26年前には競馬場を借りて手ゼリで月2回オークションを行っていた。夏は暑く冬は寒い過酷な環境だった。こんな状況では台数が処理できないので、我々5人でオークション場を別個に作ろうと始めたのが最初です。当初は組合から妨害を受け、USSの会場に行った業者は組合から除名勧告を受けるなどひどい仕打ちを受けた。しかし業者からは売買の機会が増えるのでオークション会場が増えることはいいことではないか、なぜ邪魔をするのかという強い会員さんの声に押され、255台の出品からスタートした。それが400台になり500台になりと順調に出品台数を伸ばし、組合の出品台数である400台を1年で上回るようになった。これも多くの会員さんの後押しのお陰だと思っている。
(3)自己資本比率が高水準だが、資本効率の改善について教えて欲しい
→USSはキャッシュを持ち過ぎだとよく言われる。特に機関投資家からは指摘される。キャッシュをどう使うのか、持っているのなら配当に回せと厳しいことも言われた。貸し渋りが厳しくなってきた今となっては、手持ち資金が多くて良かったと思う。オークション会場を作るには都市圏で1ヵ所200~300億円、地方で30~40億円かかる。現在18会場展開しているがこれからも会場数を増やしていきたい。自社で作ることもあれば他会場をM&Aすることも考えられる。18会場のうち7会場はM&Aで手に入れた。今後もいいお話があれば検討したい。資金需要がなければ自社株買いも積極的に行っていきたい。
(4)近畿地区No1に向けた対策は?
→大阪地区には7~8千台規模の他社会場がある。神戸会場を作ってまだ3年、大阪会場は6年半前に組合系の会場をM&Aで手に入れた。買収した当時は平均1638台の取り扱いだったが、今はUSS大阪と名前を変え平均3033台を取り扱うようになった。神戸会場はまだ1600台程度なので、合わせても4600台程度である。近畿地区No1はHAA神戸ですが、こことはまだ半分近い開きがある。なるべく早い時期に追いつけ追い越せでがんばっていきたい。

USSはすでに株主で、過去2回株主総会にも参加しています。

   今年の株主総会の様子は → こちら
説明を聞いて、下期以降円高など不透明な要素はあるものの新車販売などと比べると比較的堅調に推移しているようです。ただ成約率の低下には頭を悩ましているようで、洋菓子をプレゼントしたりクリスマスケーキをプレゼントするなど試行錯誤しているようです。
地域No1会場が多く競合会社より状況がいいので、今後全体的に環境が厳しくなるとM&Aの話も増えてくるのではないかと感じます。財務体質が良好で手持ち資金も多いので、M&Aが増えてくると業績拡大のチャンスですね!
そんなこともあって、株価指標面ではそれほど割安感を感じません。ただ自社株買いにも積極的に取り組んでいるので、大きく株価が下がる可能性も低いかもしれません。景気の悪化を業績拡大のチャンスにできる可能性もあり、おもしろそうな会社だと思いますね。まあすでに株主なのでそう感じるのかもしれませんが

最後までお読みいただきありがとうございました。
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車を売りました。愛車のスカイラインGTR。スカイラインGTRというと、無類の車好きかと思われるかも知れませんが、そんなことはなく、あまり深い意味はなく、選びました。売値は結局30万。まあまあ納得でした。お金ないですからね!

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